細野晴臣のオリジナル楽曲としては4年振りとなった待望の新曲「MOHICAN」の配信がiTunes、レコチョク、moraほか主要音楽配信サイトにて開始、スペシャルミュージックビデオも完成し、YouTube ビクターエンタテインメント公式チャンネルで公開された。

今回の新曲は、『南極料理人』、『横道世之介』、『滝を見にいく』などで知られる沖田修一監督の最新作、映画『モヒカン故郷に帰る』の主題歌となっており、ミュージックビデオは映画の中から、柄本明が演じる主人公の父・治の姿を楽曲に合わせ沖田監督自ら編集したものとなっている。

広島での先行公開も話題となる中、いよいよ4月9日(土)から全国公開となる『モヒカン故郷に帰る』は、瀬戸内海に浮かぶ故郷へ結婚報告に恋人と共に7年ぶりに帰郷したモヒカン息子と父や母、弟ともに繰り広げる悲喜こもごもあふれるホームドラマ。沖田修一監督のオリジナル脚本で、主演の松田龍平がモヒカン息子・永吉を、昔気質の頑固親父・治を柄本明が演じる。また永吉の恋人・由佳を前田敦子、永吉の母親・春子をもたいまさこ、弟・浩二を千葉雄大という豪華俳優陣が演じる。

今回の主題歌は、沖田監督が以前から大ファンであった細野にラブコールを送ったことから実現。監督とのディスカッションを経て、松田龍平が演じる永吉のモヒカンにインスパイアされた主題歌「MOHICAN」が誕生した。
細野・沖田・松田は今回のコラボレーションに際し、下記のコメントを寄せている。

●細野晴臣
モヒカン刈りって昔はかなりのツッパリ感があったヘア・スタイルだったけど、今となってみればノスタルジックで、
悲哀さえ感じます。この映画はそういう落差を見せてくれました。都会でツンツン尖ったロッカーが、故郷へ戻るとそこは日本の原風景。これを見て故郷に帰りたくなる若者もいるでしょうね。いいなあ、ふるさとって

●沖田修一監督
思わず笑ってしまうほど、素晴らしい主題歌を頂きました。細野さんにこの詞を歌わせていいのか、と畏れ多くも嬉しい気持ちでいっぱいです

●松田龍平
島に住んでいるような、浮遊感のある心地の良い曲だと思いました。映画の雰囲気にぴったりで僕も嬉しいです。ぜひこの曲と共に余韻を楽しんで下さい。

細野晴臣は、5月7(土)、 8(日)に横浜中華街の同發新館にて「細野晴臣 A Night in Chinatown」、「細野晴臣 港町ツアー」として、6月8日(水)に東京・LIQUIDROOM、6月10日(金)に大阪・ユニバース、6月12日(日)に鳥取 米子・HUT SBALCO design、6月14日(火)に岡山・YEBISU YA PRO、6月16日(木)に神戸・チキンジョージ、6月18日(土)に福岡 門司・ブリックホールでライブを行うことが先日発表されたばかり。

同發新館で細野がライブを行うのは‘中華街ライブ’として伝説となっている、1976年5月8日に行われたサードアルバム『秦安洋行』のコンベンションライブ「ハリー細野&TIN PAN ALLEY IN CHINATOWN」以来40年振りとなる。今回のライブは、細野晴臣(Vo,G)に加え、高田漣(G)、伊賀航(B)、伊藤大地(Drs)、コシミハル(Pf, etc)、斎藤圭土(Pf)がバンドに参加する。
「細野晴臣 港町ツアー」は、細野晴臣(Vo,G)、高田漣(G)、伊賀航(B)、伊藤大地(Drs)の編成で7公演が行われる。今回の一連のライブでは、現在制作中の新作アルバムから数曲が披露されるとのこと。チケット一般発売に先駆けて、オフィシャルサイトでは先行受付が4月10日(日)まで実施されている。

■YouTube ビクターエンタテインメント公式チャンネル
細野晴臣 – MOHICAN【Special Music Video】https://youtu.be/oUFqX0hl4HA

【アーティストサイト】 http://hosonoharuomi.com/
【配信情報】 細野晴臣「MOHICAN」 4/6(水)配信開始
・iTunesStore : https://itunes.apple.com/jp/album/id1095593293?app=itunes&ls=1
・レコチョク : http://recochoku.jp/song/S1003049501/
・mora : http://mora.jp/package/43000005/VE3WA-17617/
ほか音楽配信サイトにて

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執筆者

Yasuhiro Togawa