「ゲゲゲの鬼太郎」や「河童の三平」など日本漫画界で多大な功績を残された漫画家で、妖怪研究家でもある水木しげる(本名:武良茂=むら・しげる)さんが、11月30日に逝去されました。
 歴史&エンターテインメント専門 ヒストリーチャンネルは、哀悼の意を表しまして、水木しげるさんが出演されているドキュメンタリー番組『ゲゲゲの町訪問〜妖怪に会える場所・境港市〜』と『日本の未確認モンスターを追え!〜河童〜』の2作品を追悼放送します。

『ゲゲゲの町訪問〜妖怪に会える場所・境港市〜』

水木さんが故郷と妖怪の魅力に迫る。

恐ろしいけど可愛らしい、世にも不思議な存在である「妖怪」。今や、日本の妖怪は世界中の人々を魅了している。そんな妖怪の名を、爆発的に広めたのが漫画家、水木しげる。今、彼の故郷である鳥取県境港市は「妖怪に会える街」として国内外から多くの観光客が訪れている。一体、人間にとって妖怪とは何なのか?なぜ、現代人は妖怪に惹かれるのか?この番組では町の観光地紹介や人々のインタビューを始め、更に水木しげるさん自身が語る境港市や妖怪への想いなどを交えながら、人々が妖怪の町に惹かれる理由を描く。

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『日本の未確認モンスターを追え!〜河童〜』

“妖怪”を追求した水木しげるさんが語る「河童の本当の姿」とは。

古来より日本各地に伝承が残り、日本人にとってもっとも親しみ深い“河童”。
水の神、カワウソ、水上民、小説や漫画、映画化、マスコットキャラクター・・・
さまざまなかたちで語り継がれ、今も日本の文化の中に息づいている。
その正体とはいったい?われわれ日本人にとって“河童”とは何なのか?全国各地の伝承や、目撃証言、江戸時代の文献やミイラ、町おこしのシンボル、あらゆる角度から“河童”を追い、その全貌に迫る!
番組ナビゲーターは、作家にして博物学者である荒俣宏氏。

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執筆者

Yasuhiro Togawa