2016 年 3 月初旬に公開が決定した『幸せをつかむ歌』(原題:“Ricki and theFlash”/米公開 2015 年8月 7 日)は、早くも話題沸騰。昨年『イントゥ・ザ・ウッズ』で美しい歌声を披露し、アカデミー助演女優賞、ゴールデン・グローブ助演女優賞にノミネートされたメリル・ストリープが、本作では実の娘(メイミー・ガマー)と母娘役で共演しミュージシャン役に挑戦、グラミー歌手リック・スプリングフィールドとともに数々の名曲を生声で披露します。そして、メリルがアコースティックギターを片手に娘のためにしっとりと歌い上げるオリジナル曲“Cold One”が、アカデミー賞前哨戦の中でも大きな賞の1つである<サテライト賞>の「主題歌賞」にノミネートされました! “Cold One”は、家族を思いながらも夢を諦められなかった女性の内面を綴る、胸を打つ1曲です。メリル・ストリープは現在アカデミー賞®を3回受賞、そして史上最多の 18 回ノミネートされており、さらに本日 12/10 に発表されるゴールデン・グローブ賞にノミネートされた場合、史上最多の 30 回目(受賞の場合は 9 回目)となります。

メリルは次回作“Florence Foster Jenkins”でも「史上稀に見る音痴なオペラ歌手」役で歌を披露することになっており、今後は天才的な演技のみならず「歌うメリル」に釘付けになること間違いなしです!

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執筆者

Yasuhiro Togawa