2014年、17歳でノーベル平和賞の最年少受賞者となった少女マララ・ユスフザイの素顔を描いた、FOXサーチライトとしては初のドキュメンタリー映画となる『わたしはマララ』が、12/1 に発表されたサテライト賞にてドキュメンタリー映画賞にノミネート、またアニメのアカデミー賞であるアニー賞(12/1 発表)でも美術賞含む 2 部門にてノミネートされました。そしてアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞 15 作品に、本作『わたしはマララ』がエントリーしました!!!

同じノーベル平和賞を受けた元アメリカ副大統領アル・ゴアの環境問題に関する講演活動を追いかけた『不都合な真実』で、昨年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した、デイヴィス・グッゲンハイムが監督した本作品は、当時15歳だったマララと友人が、スクールバスで下校途中に銃撃された衝撃的な事件とともに、マララの出生、父ジアウディンがその名に込めた想いと彼女の生い立ちを追っていきます。

ブラッド・ピットやロジャー・フェデラーが好きな普通の女の子がなぜ教育のために運動し、タリバンに撃たれたのか? 難民として故郷に戻ることができない今もまだ、タリバンにその命を狙われるひとりの少女が世界を変えようとしている、いま知っておくべきストーリーです。

★FOX サーチライト作品 受賞&ノミネート状況★ ※12 月4 日現在
■『わたしはマララ』 (原題:He Named Me Malala)
・サテライト賞 ドキュメンタリー映画賞 ノミネート
・アニー賞 美術賞、アニメーション特別プロダクション賞 ノミネート
・アカデミー賞®長編ドキュメンタリー映画賞15本にもエントリーしました!
■『ブルックリン(仮題)』(原題:Brooklyn)
・ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞(シアーシャ・ローナン) 受賞
・ハリウッド映画賞 ニュー・ハリウッド賞(シアーシャ・ローナン) 受賞
・サテライト賞 作品賞、主演女優賞(シアーシャ・ローナン)
・英国インディペンデント映画賞 主演女優賞(シアーシャ・ローナン)、助演男優賞(ドーナル・グリーソン)、助演女優賞(ジュリー・ウォルターズ)、脚本賞、技術賞
・サンタバーバラ映画祭 ブリー・ラーソン(『Room』)とともに Outstanding Performer of the Year Award(シアーシャ・ローナン)受賞

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執筆者

Yasuhiro Togawa