◆主演は、本年度アカデミー賞3部門を受賞した『セッション』で主人公を熱演した、マイルズ・テラー。他にも、SFアクション『ダイバージェント』の出演でも注目を浴び、先日公開された続編『ダイバージェントNEO』にも登場。そして、話題作『ファンタスティック・フォー』でも主演を務めるなど、今最も注目すべきイットガールならぬ‘イットボーイ’!である。本作では恋に不器用な青年を演じ、新たな一面を見せてくれる。マイルズ・テラー演じるアレックと恋に落ちるヒロイン、メーガンを演じるのは、ゾンビ男子と人間女子のキュートな恋模様を描いた『ウォーム・ボディーズ』でヒロインの親友を演じたアナリー・ティプトン。ライアン・ゴズリング、ジュリアン・ムーア共演の『ラブ・アゲイン』で長編映画デビューを果たし、批評家たちから好評を得る。本作では、彼氏にフラれ傷心モードで、恋活サイトから相手を探そうとする20代女子を演じている。

◆今回解禁された本編映像はヒロインのメーガンが彼氏にフラれ落胆する中、恋活サイトでマイルズ・テラー演じるアレックに出会うシーンである。お互いの初顔合わせがPCのモニター越しという、いかにも現代的な出会い方をする2人。本作のマイルズ・テラーは、自分の部屋を「おとぎ話の魔法の国みたいだろ」と冗談交じりに紹介するなど、『ファンタスティック・フォー』の超真面目キャラクターから一転して、飄々とした今どきの青年を演じている。昨日までお互いの人生に全く関わり合いの無い、赤の他人だった二人。果たして彼らは’運命の恋人’になれるのだろうか?

◆監督は、往年の名作、ダスティン・ホフマン主演『卒業』でアカデミー監督賞を受賞した巨匠マイク・ニコルズの息子マックス・ニコルズ。本作が長編初監督作品であり、今後の活躍が注目されている。脚本を担当したマーク・ハマーはルームメートが‘友人の女子を家に呼んだ時に大嵐が来て町全体が機能停止になった’というエピソードをもとに著作。2011年に“製作前の優秀脚本リストであるブラックリスト“に選出され、ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン出演の『L.A.ギャングストーリー』の監督ルーベン・フライシャーの目に留まる。

https://www.youtube.com/watch?v=CauCntsaxwE

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執筆者

Yasuhiro Togawa