2015年で40周年を迎えた「スーパー戦隊シリーズ」の第39作品目「手裏剣戦隊ニンニンジャー」。一人前の忍者を目指し、「忍ばず暴れる」忍者の卵たちの修行もいよいよ終盤戦を迎え、毎週手に汗握る展開が続いています。そして、人気を博した前作「烈車戦隊トッキュウジャー」。映画「先輩と彼女」で披露した“アゴクイ”が「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補となっている志尊淳(トッキュウ1号/ライト役)ら若手実力派として活躍するメンバーが久しぶりにトッキュウジャーとして再集結!

この2大スーパー戦隊が夢の競演を果たす「VS」シリーズ最新作が『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』(劇場版8作目)と正式タイトルも決定し2016年1月23日(土)に公開となります。

そして、この度、ニンニンジャーとトッキュウジャーの前に立ちはだかる最強の敵・闇博士マーブロ役として、
南海キャンディーズ・山里亮太の出演が決定いたしました!

山里が演じるのは、忍者が好き過ぎて、伝説の忍者の闇クローンを産み出し、闇忍者ランドの支配人をもつとめるマッドサイエンティスト・闇博士マーブロ。マーブロは、頭脳明晰でありながら、忍者のこと以外に興味がない子どもっぽい性格の持ち主。山里は、そのイメージを体現してくれるのでは、と監督・プロデューサー満場一致のキャスティング。現場に入ってセリフを言うと、まさにイメージ通り!言い方もニュアンスもすべて、直すところ無し!ということで、撮影はスムーズに進み、2日間でと考えられていた分量が、何と1日で終わってしまうほど。情報番組で“天の声”としても見事なやり取りをされていますが、実はマッドサイエンティストが天職だったのか!?と思わせるほどのハマりっぷりを見せていました。

素の自分が怪人にぴったりと言われることに若干の悲しみはあったものの、幼少時から憧れていたスーパー戦隊シリーズへの出演を喜んでいた山里。しかし、10月にボクシングを引退し、芸人復帰を果たした相方しずちゃんにも、喜び勇んで報告したところ、まさかの途中でいなくなるという悲劇…。こうなったら、すべてをニンニンジャーとトッキュウジャーにぶつけてやる!という勢いそのまま、長いスーパー戦隊の歴史に名を残すであろう最強の敵を怪演しています。

◆南海キャンディーズ・山里亮太 (闇博士マーブロ 役)コメント
僕でいいのかなっていうのが素直な気持ちですね。闇博士マーブロは忍者が大好きすぎて、悪い忍者にしちゃうマッドサイエンティストなんですけど、役作りも何もなく、普通に確認でセリフを読んだらそれだけで監督に「それです!」って言われて(笑)。僕が38年間歩んだ人生を表現してみたら、それがマッドサイエンティストだったということですね。初めて嫌われていることが報われました(笑)。
衣裳や怪人の姿はヒーローになれるんじゃないかってくらい、めちゃくちゃカッコよくて嬉しかったです。子供のころは超合金が欲しくて、千葉そごうで1時間ダダをこねるくらい、「太陽戦隊サンバルカン」(1981年〜82年)が大好きだったので、子どもたちに夢と希望を与えるヒーローものに僕がどういう風に出られるのかワクワクしてます。
相方のしずちゃんには、出演が決まった話をしたんですけど、途中でいなくなってました。僕に興味ないのは知っていたんですけど、それまでとは…。この前、漫才をやった時に僕の名前を忘れてたので、まずは覚えてもらうところからですね!
今後、もしヒーローになれるとしたら、基本的に戦い方は交渉術ってスタイルでやってみたいですね。決め台詞は「すみません、その先は法廷で」っていうね。最終回は最高裁で!(笑)。

今回、私マーブロがニンニンジャー、トッキュウジャーをとんでもない方法で追い詰めています!歴史に名前を残すほど恐ろしい怪人を演じてますんで、ぜひ皆さん映画館で楽しんでくださいませ!

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執筆者

Yasuhiro Togawa