『アンダーグラウンドオーケストラ』の巨匠エディ・ホニグマン監督によるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団初のドキュメンタリー映画『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』が、2016年1月にユーロスペースほかにてロードショーとなります。この度、本作の予告編を解禁となりました。

予告編::https://www.youtube.com/watch?v=1AkzoS5Qd70

ベルリン・フィル、ウィーン・フィルと並ぶ世界三大オーケストラである、オランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が創立125周年を記念して行ったワールドツアーを追った本作。解禁された予告編では、楽団員が町の食料品店や、豪華なコンサートホール、川の上など様々な場所で演奏する楽団の様子と共に、涙する老人、逆に手を叩いて喜ぶ少年少女の姿が映し出される。コンサートで訪れた国の人々と楽団員が音楽を通して触れ合っていく様子は、音楽には国境はなく世界をつなげることができると予感させる。本作が描く音楽の無限の可能性がこの予告編からも伝わってくるだろう。

英グラモフォン誌が世界のオーケストラ2014年第1位に選出した、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。
彼らのコンサートに集う人々の人生にロイヤル・コンセルトヘボウの演奏が重なる時、音楽は人々に歓びを与え、励まし、郷愁をさそい、記憶を癒す。そしてひとりひとりの心の奥深くで、かけがえのない糧になる。
世界ナンバーワン オーケストラでありながら、飾らず、ひたむきな楽団員たちが奏でる魂の音色が、世界をつなぐ、そして、マイクを通さない人の温もりのある演奏が心に響く、その珠玉の瞬間を是非ご高覧いただきたい。

映画『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』は2016年1月、渋谷ユーロスペースほかロードショー。

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執筆者

Yasuhiro Togawa