11/14(土)より、角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館、渋谷ユーロスペースほか全国公開される日仏合作映画『FOUJITA』(フジタ)が、10月22日から開催される第28回東京国際映画祭の顔となる“コンペティション部門”にて出品が決定いたしました!!

1920年代よりフランスを中心に活躍した日本人画家・藤田嗣治の半生を、『泥の河』『死の棘』など海外で高く評価される小栗康平監督が描いた、10年ぶりの新作です。主演のフジタには、オダギリジョーがフランス語の猛特訓を受けて挑んでいます。また、妻の君代役には、昨年の東京国際映画祭でフェスティバル・ミューズを務めた中谷美紀が演じています。この度のコンペティション部門出品決定のニュースを受けて、
小栗康平監督、オダギリジョー、中谷美紀から喜びのコメントが到着しました!

●小栗康平監督
東京国際映画祭のコンペティションに参加できて光栄です。日仏の合作映画ですが、東京がワールド・プレミアムになります。画家の映画ですから、絵画に匹敵する映画にしなくてはなりません。スタッフ、キャスト、みんながいい仕事をしてくれました。

●オダギリジョーさん
『FOUJITA』は何年何十年経っても必ず映画史にその名を残す作品だと感じています。
そんな作品に関われて、心から嬉しく思っています。
この機会に是非、大きなスクリーンで楽しんで頂ければ幸いです。

●中谷美紀さん
藤田の物憂げな佇まいは、ただただ美しく、光と影を巧みに操る小栗監督の画の中で、見事な肖像として存在していました。日本でもまだ、このような芸術至上主義の映画が作れることを、お伝えできれば嬉しいです。

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執筆者

Yasuhiro Togawa