この度、『ピーナッツ』(06)、『ボクたちの交換日記』(13)に続く、内村光良監督3作目の映画『金メダル男』の制作・公開が決定しました。

本作は、2011 年7月にサンシャイン劇場で上演され、大好評を得たひとり舞台「東京オリンピック生まれの男」をもとに、内村光良自身が原作・脚本・監督・主演を務める、まさに<内村ワールド>の真骨頂といえる作品です。これまで、マモー、ミル姉さん、小須田部長、そして小暮井総理など数々の名物キャラクターを作り上げてきた内村が本作で主人公としたのは、世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指し続ける男・秋田泉一(あきた・せんいち)。
オリンピックイヤーとなる 2016 年、何度失敗しても立ち上がり、とことん全力で向かっていくこの「金メダル男」が日本中に笑いを届ける<全力系>爆笑エンターテイメントが誕生します。
そして内村監督が自身も演じる主人公・秋田泉一の若き日を託したのは、Hey! Say! JUMPの知念侑李。バラエティ番組でも共演経験のある内村監督作品が、なんと映画初主演作。内村・知念がふたり一役で演じる「金メダル男」・秋田泉一が、水泳、剣道、陸上、絵画、俳句など様々な一等賞に挑んでいく様から、ますます目が離せません!!

【コメント】
<内村光良監督>
今回の映画は、舞台(2011 年に公演された一人舞台「東京オリンピック生まれの男」)が元になっているんですが、それ自体、実は映画の脚本として考えていたものだったんです。だから最初から映画にしたいという思いがすごく強かったので、やっと映画化できるということで、今は、もう興奮を押さえられないです(笑)。僕と知念くんが演じる主人公・秋田泉一という男は一言でいうと「馬鹿な男」なんですけど、とにかく一等賞に取り憑かれて、失敗してばかりなんだけど何度でも立ち上がる、めげない、それでいて憎めない男です。とにかく、前半は、知念くんが、後半は、僕がバトン受け取って、泉一を魅力的なキャラクターにしたいと思っています。そして、絶対面白い作品に仕上げるつもりなので、是非、劇場に足を運んで、笑ってもらえればと思います。

(知念さんの起用理由)
最初、僕の若いころは誰に演じてもらおうか、ずっと見当がつかなかったんです。そんなときに、スタッフから、知念くんの名前が挙がってきて。そういえば撮影現場で、親子に見えるなんて言われていたことを思い出して、そのときにふたりでひとつの役をできるなとイメージできました。あとふたりとも卵が好きということですかね(笑)

<知念侑李>
いつもご一緒している内村さんの作品に出演できて、それがまさかはじめての主演作になるなんて、びっくりしたのと同時に、すごくプレッシャーも感じています。だけど、責任を持って最後まで、内村監督の表現したいことを表現できるように頑張りたいなと思います。いつも以上に「笑い」が多い作品で、内村さんから笑いのテクニックをいっぱい学んだり、いろんなことにも挑戦できるのでいまから撮影が凄く楽しみです。
泉一は、「一番になりたい」というその思いをずっとぶれないでいて、コミカルなんだけど、純粋に「凄いな」「かっこいいな」と思える男です。みんなにたくさん笑ってもらえる作品になるように頑張りたいと思います。是非、楽しみにしていて下さい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa