7月31日から全国330館で公開され、今年公開されたハリウッドアニメ作品の中でNo.1のスタートを記録した映画『ミニオンズ』。8月31日までに興行収入45億円、観客動員370万人を突破しました(ミニオンズ:観客動員373万8602人、興行収入45億2241万円)。夏休み最後の土日ということもあり、前週比91.3%をキープしており、シルバーウィークに向け、まだまだ勢いは止まりません!!同時に、世界興行収入は、累計で10億1890万1000ドルを稼ぎ、過去2作品(『アナと雪の女王』『トイ・ストーリー3』)しか越えられていない10億ドルを見事に突破!アニメ作品世界興収第2位の『トイ・ストーリー3』に5000万ドル差まで迫っています。まだ中国が9月13日公開など公開を控えている国があり、まだまだ記録が延びることが予想できます。

『怪盗グルー』シリーズは、前作のファレル・ウィリアムスの主題歌「ハッピー」など、本編に流れる楽曲も絶賛されてきましたが、本作でも謎の黄色い生き物“ミニオン”の可愛さを引き立てる、劇中で使用されている楽曲にも注目が集まっています。ローリング・ストーンズの「19回目の神経衰弱」やドノヴァンの「メロウ・イエロー」、フーの「マイ・ジェネレーション」など、映画の舞台である60年代の楽曲がふんだんに使用されています。さらには、ビートルズの名曲「レヴォリューション」をミニオンたちが歌うシーンもあり、子供や若い世代だけでなく、大人も楽しめる演出が多く、幅広い世代に支持される理由の1つになっています。
『ミニオンズ』を手掛けたユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・スタジオは、スタッフが再集結し、2016年公開『ペット』を新たに製作しています。すでに全国の劇場やWEB上で予告編が解禁されており、ユニークでかわいいキャラクターたちが話題になっています。“キャラクター”を大切にしているプロデューサーのクリス・メレダンドリが新たに生み出すキャラクター『ペット』にもぜひご注目ください。

※世界興収は8/31付BOX OFFICE MOJO調べ

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執筆者

Yasuhiro Togawa