9月末より放送のMBS・TBS連続ドラマ「JKは雪女」に、大林宣彦監督の秘蔵っ子として数多くの映画に出演している寺島咲が出演する事が決まった。
寺島の近年の連続ドラマレギュラー出演は2013年のNHK「書店員ミチルの身の上話」があるが、民放では2004年〜2005年に放送されたTBS「3年B組金八先生」以来、じつに10年ぶりとなる。金八先生では3Bの生徒役として出演し当時14歳だった寺島だが、10年の月日を経て今回初めての高校教師という役柄を演じる。

同作は、「妖怪と人間」「主人と下僕」「運命と選択」解けない葛藤と格闘する“オカルティック青春ラブ・コメディー”外見は女子高生だが実は妖怪の主人公・雪女一族の冬城小雪役に平祐奈が務め、狐火一族の明洞院朱音役に池田エライザ、人間界の権力者・志波一族の志波龍之介役に戸塚純貴、その下僕・安藤玲役に横浜流星が演じる。

【本作で彼らの担任教師・杉山美優 役 を演じる寺島咲からのコメント】
「今回初めての教師役を演じるにあたり、天然で少しノー天気なキャラクターなうえ、実年齢より8歳年上という設定と教師なのに超ミニスカートの衣裳ということで、どう演じるか役作りに少し悩みましたが、監督から80年代アイドル風をテーマにというアドバイスを頂き演じました。
今まで年上の方と共演する事が多かったので、同じシーンに出るキャストの中で自分が一番年上というのはとても新鮮な撮影現場でした。
今年のはじめにPVに出演させて頂いたmegさんがエンディング曲を担当されるということで、曲とドラマの融合もとても楽しみです。」

連続ドラマ「JKは雪女」
MBS 9月27日(日)深夜24:50〜
TBS 9月29日(火)深夜25:11〜

大阪 9月27日(日)スタート 深夜 24:50〜25:20
東京 9月29日(火)スタート 深夜 25:11〜25:41
『JKは雪女』
妖怪と人間、主人と下僕、運命と選択!
解けない葛藤と格闘する青春ラブ・コメディ!

■スタッフ
<企    画> 株式会社ギャンビット
<製    作> 「JKは雪女」製作委員会 ・MBS
<制    作> ダブル・フィールド株式会社
<脚    本> 秦 建日子
<監    督> 田中 誠
<劇伴担当>  人間椅子

<エンディングテーマ> meg 「Autumnal rain」(Gambit Records)

■出  演
冬城 小雪 ふゆしろ こゆき  平祐奈
安藤 玲 あんどう れい 横浜流星
志羽 龍之介 しば りゅうのすけ 戸塚純貴
明洞院 朱音 みょうどういん あかね 池田エライザ
山下 香織    やました かおり 永尾まりや
奥寺 美由紀   おくでら みゆき 田中美麗

杉山 美優    すぎやま みゆう 寺島咲
升冨 世理子   ますとみ よりこ          奥仲麻琴
江田島 浩二 えだじま こうじ    福山翔大
赤岩 一恵    あかいわ かずえ         梨木まい
青木 双葉    あおき ふたば    搗宮姫奈
黒田 芳佳    くろだ よしか            松田るか
緑川 美和    みどりかわ みわ         石川愛果
冬城 咲雪    ふゆしろ さき          玉城ティナ
ババ様                          柴田理恵
 ほか   

■みどころ
 すでにCM・ドラマ・映画・ファッション誌など様々な分野で活躍中!ティーンの注目を集め、次世代の芸能界を担うこと間違い無しのフレッシュで伸び盛りな美女・イケメンたちの豪華キャストでお送りする、オリジナル脚本ドラマ。“妖怪と人間”といった非現実的な設定ながら、だからこそ陥る “甘酸っぱく、解けない恋愛の葛藤”を描く。
また、正統清純派の平祐奈が、姉をサポートする、直情径行で手まで出てしまう“武闘派な妹”役となり、アクションにも挑戦。新境地を開く!
“ちょっとエッチな現実の高校生の要素”と、“非現実の妖怪オカルト要素”も入り混じった、オカルティック青春ラブコメディードラマです。

■あらすじ
古来、日本ではすべての権力は、志羽神社宮司の家系である志羽一族の手に握られており、志羽家の当主は代々、異界から訪れる妖怪と交わる事で、人間界での影響力を維持してきた。実は、普通の人間が妖怪と交わる事は、すなわち“死”につながるが、志羽家の当主だけは、代々伝わる秘法により、命を落とすどころかその霊力を強めてきた。

そして60年ぶりに訪れた人間と妖怪たちの“交合の儀”の年、2015年!そんな志羽家の周りに現れたのは、外見は普通の女子高校生だが実は妖怪の、雪女家系である姉の冬城咲雪と妹の冬城小雪、そして狐火の家系の明洞院朱音。
“雪女界の優等生”、姉の咲雪は、人間界の「貴種」である志羽家の当主となる志羽龍之介の子種を得ることで、没落の一途を辿る冬城家の繁栄を雪女一族から期待されている。また“じゃじゃ馬娘”で妹の小雪は、実は中学生なのだが16歳だと言い張り、憧れの姉を応援しようと咲雪たちの高校に編入してきたのだった。
しかし咲雪は、数百年にわたって志羽家に仕える下僕の家系である安藤玲に出逢い、下僕として自由も制限される中、誰より優しい心を持ちいつも笑みを浮かべる姿に惹かれる。彼こそ真に得るべき「貴種」なのではないかと思い、自らが担った一族繁栄の期待とのはざ間で葛藤する咲雪。一方、志羽家で幼い頃から帝王学を教えられ尊大な龍之介は、妖怪である咲雪が一向に交合を求めないことに苛立ちを覚えつつも、下僕である玲には人として一目置いてしまう。そして、咲雪と同じく狙いは志羽の子種であるが、そんな男二人をもてあそぶかのように誘惑するのが、狐火一族の朱音…。

“真に愛した人と結ばれることを願いつつも、それは普通の人間である相手の死を意味してしまう不条理”に悩む姉の咲雪を崇拝し、姉への侮辱には激高してつい手が出てしまうじゃじゃ馬で武闘派の妹、小雪。
しかし、そんな小雪も、今までがあまりに完璧に幸せで、現実や世間の不条理を実感することなく過ごしていたことに気付くのだった…。

執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa