ワーナー・ブラザース映画は、11月25日に全米公開される、シルベスター・スタローン主演の『クリード(原題)』を、お正月映画として12月23日(土)に日本公開することを決定した。
『クリード(原題)』は、全世界大ヒットの「ロッキー」シリーズの新たな一章を描き、その伝説的なキャラクターのロッキー役をシルベスター・スタローンが主演する。新たなる伝説の鍵となるのは、ロッキーの永遠のライバルで盟友でもあった、アポロ・クリードの息子アドニス・ジョンソンで、ロッキーは彼のセコンドをつとめる。アドニスを演じるのは、『フルートベール駅で』(2013/日本公開は14)の鮮烈な演技が高く評価されたマイケル・B・ジョーダンだ。

アドニス・ジョンソン(ジョーダン)は、世界的に有名なボクシングのヘビー級チャンピオンだった父アポロ・クリードのことを何も知らない。彼が生まれる前に死んでしまったからだ。それでも、アドニスには明らかにボクシングの才能が受け継がれている。そして彼は、父の伝説的な戦いの地フィラデルフィアへ向かう。そこで亡き父は、タフな無名のボクサー、ロッキー・バルボアと死闘を繰り広げたのだ。
フィラデルフィアへ着いたアドニスは、そのロッキー(スタローン)を捜し出し、トレーナーになってくれと頼む。ボクシングからは完全に手を引いたと断りつつも、ロッキーは、かつての宿敵であり、のちに親友となったアポロと同じ強さと決意をアドニスの中に見いだす。そしてロッキーはトレーナーを引き受け、若いボクサーを鍛え始めるロッキーを味方につけたアドニスは、まもなくタイトル戦への切符を手に入れるのだが…
監督は、『フルートベール駅で』で数多くの賞に輝いた新進気鋭のライアン・クーグラー。ライアンはシルベスター・スタローン脚本の「ロッキー」シリーズのキャラクターに基づき、脚本を書いた。後にアドニスと関わりを持つ地元のシンガーソングライター、ビアンカ役には、『グローリー/明日への行進』(14)のテッサ・トンプソン、アポロの未亡人メアリー・アン・クリード役でフィリシア・ラシャド(米ライフタイム放送のTV映画「スティール・マグノリア」)、ボクシングのチャンピオン、“プリティ”・リッキー・コンラン役で、ABA(イングランド/アマチュア・ボクシング協会)ヘビー級チャンピオンに3度輝き、現在はプロ・ボクサーのアンソニー・ベリューが出演している。
シルベスター・スタローンが放つ新たな伝説『クリード(原題』は、12月23日(水・祝)より日本公開される。

■「ロッキー」シリーズの年譜 (全米公開年)
 『ロッキー』 (1976年)アカデミー賞作品賞、監督賞受賞
 『ロッキー2』 (1979年)
 『ロッキー3』 (1982年)
 『ロッキー4 炎の友情』  (1985年)
 『ロッキー5 最後のドラマ』(1990年)
 『ロッキー・ザ・ファイナル』(2006年)

『クリード(原題)』全米公開:11月25日
■出演:シルベスター・スタローン
    マイケル・B・ジョーダン(『フルートベール駅で』)
■監督・脚本:ライアン・クーグラー(『フルートベール駅で』)
■配給:ワーナー・ブラザース映画     ■公式サイト:https://warnerbros.co.jp/movies/ 

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執筆者

Yasuhiro Togawa