ヒトラーが最も恐れた暗殺者は、
平凡な家具職人だった。
 
本作は、ドイツで長らく封印されてきた、ヒトラー暗殺をたった一人で企てた平凡な家具職人ゲオルク・エルザーを描いた衝撃の実話。監督は、『ヒトラー 〜最期の12日間〜』で“人間、ヒトラー”を描き、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた名匠オリヴァー・ヒルシュビーゲル。ライフワークとしてナチスを描くと明言しており、本作でも昨年メルケル独首相が公式に讃えた男の、知られざる真実を明らかにする。1939年という、まだ多くのドイツ国民がヒトラーに心酔していた時代に、周りに流されることなく、自分の眼で、頭で、心で考えた男。ヒトラーが最も恐れた“平凡な男”の驚愕の信念とは? 
これまで語られる事のなかった人物・ゲオルク・エルザーの人生が今、紐解かれる。その知られざる真実に魂の震えが抑えられない衝撃と感動の実話。
戦後70年を経て、世界はそして日本はこれからどう変わっていくのか。また私たちができることは何なのか。改めて考えさせてくれる、まさに今こそ見るべき映画の登場です。

10/16(金) TOHOシネマズ シャンテ、シネマライズ他全国順次公開

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執筆者

Yasuhiro Togawa