この度、第71回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品・ヤング審査員特別賞受賞作品、ドイツの若き巨匠、ファティ・アキンの最新作「THE CUT(原題)」の邦題が、『消えた声が、その名を呼ぶ』に決定し、ティザービジュアルが決定いたしました!また、公開日も12月26日(土)に決定いたしました(角川シネマ有楽町およびYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開)。

ベルリン国際映画祭金熊賞(『愛より強く』)、カンヌ国際映画祭脚本賞(『そして、私たちは愛に帰る』)、ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞(『ソウル・キッチン』)と、世界三大国際映画祭の全てで主要賞を受賞している、ドイツの若き巨匠ファティ・アキン。最新作となる本作『消えた声が、その名を呼ぶ』では、ドイツ、キューバ、カナダ、ヨルダン、マルタと5カ国に渡るロケーションを敢行し、3つの大陸に及ぶ壮大なる物語を7年の歳月をかけ完成させた。主演は、『預言者』でジャック・オディアール監督に主役に抜擢され、多くの賞を受賞したタハール・ラヒム。『そして、私たちは愛に帰る』『ソウル・キッチン』に続く本作では、100年前に起きたオスマン・トルコで起こった、少数民族をめぐる知られざる歴史的事件を元に、一人の男が深い絶望を乗り越える壮大な旅路を描く。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54196

執筆者

Yasuhiro Togawa