『トイ・ストーリー』以来、その斬新かつ感動的な物語で世界中の老若男女を魅了し続けてきたピクサー・スタジオの最新作『インサイド・ヘッド』が、ついに日本全国411スクリーンで公開し、初週2日間で動員約32万人、興行収入4億円を突破。シリーズ作品が目立つ強豪揃いの夏興行で、勢いよく大ヒット&洋画No.1スタートをきった。

この映画は、『モンスターズ・インク』を生み出し『カールじいさんと空飛ぶ家』でアカデミー賞を受賞したピート・ドクター監督待望の最新作。インスピレーションを受けたのは、愛娘の成長による変化。引っ越しをきっかけにふさぎ込み始めた明るい性格の実娘の内面の変化を捉え、娘への愛、家族への想いとともに愛情を注ぎ制作した渾身の一作。『トイ・ストーリー』のウッディとバズ、『モンスターズ・インク』のサリーとマイクはじめ、名コンビを贈り出してきたピクサー初の女性バディとなる“ヨロコビとカナシミ”を主人公に、無限に広がる頭の中を舞台に冒険を繰り広げる、感動の冒険ファンタジーで、子供時代を経験したすべての大人が共感できる物語だ。

劇場には、カップルから家族連れまで、幅広い客層が詰めかけ、満席となる劇場が続出。ツイッターなどのSNSでは、「泣けた!」「ピクサー、本気の一本が観られた!こういう感動を待っていた!」「ピクサー最高傑作!」「少し早いけど、今年ナンバー1映画」といった絶賛コメントが多数みられ、中には「アカデミー賞はこの作品で決まった!」や「アカデミー賞有力の意味が分かる、ぐう泣き!」と早くも賞レースを予想する声も続出している。親子で観た観客の中には、「娘と観に行った父親が泣きまくりだった」「思春期を迎えている子供たちにはぜひ観て欲しい!」と、違う視点で感動した観客も。また「ライリーに共感したのか、娘、声出して号泣。」など、それぞれの年齢や環境によって、まったく違う琴線に触れている様子も浮き彫りとなった。

さらに、世界中でも大ヒットとなっている本作。全米では、続編を除くピクサー長編映画の最高のオープニングを記録、強い口コミから公開3週目にして『ジュラシック・ワールド』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』を破り全米No.1を奪取と、高評価から強い興行を続け、全米での数字もついに3億ドル(約380億円 ※1ドル=124円)を突破!世界興行収入は5億ドル目前(約608億)となっており、さらに数字を伸ばしそうだ。英語圏の映画批評サイトROTTENTOMATOSでは、以前として98%という高得点が継続され、すでに次回アカデミー賞の有力候補であるとの声も上がり注目を集めている。
映画『インサイド・ヘッド』は全国大ヒット上映中。 今後のさらなる飛躍にご注目ください。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=52974

執筆者

Yasuhiro Togawa