この度、映像配信サービス「dTV」は、オリジナルドラマ『どす恋 ミュージカル』を7月12日〈日〉より独占配信する事が決定致しました。

 本作は、海外映画祭で数々の賞を受賞し、昨年には『太秦ライムライト』でカナダのモントリオールで開催された第18回ファンタジア国際映画祭 最優秀作品賞を受賞した落合賢監督の最新作。落合賢監督が長年映像化を熱望していた日本の国技・相撲をテーマにし、新たな映像表現に挑んだ作品です。

 主演は、台湾の実力派アーティスト「リン・ユーチュン」が担当。日本でも2012年から「採点カラオケバトル」で人気を博した某テレビ番組で、日本人アーティスト達との対決でお茶の間でも大きな注目を集めております。そんな日本とも友好の深い台湾の人気歌手が、ドラマ初出演となる本作で留学生の相撲部のホープ役として出演。日本の国技である相撲をテーマにしたミュージカルに、体当たりで挑戦しております。
 また、リン・ユーチュン以外の相撲部員も厳正なる選考を行い、歌って踊れるぽっちゃり系男子が集結。さらに、ダンスシーンの振り付けは、AKB48の大ヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」の振り付けを手掛けたパパイヤ鈴木が監修。相撲の所作を取り入れた個性的なダンスが完成し、これまでになかった、

豪快、かつ優雅に動くダンスシーンに仕上がりました。
ダンスシーン以外にも、土俵での迫力の対決シーン、相撲部員たちによるコミカルな掛け合いなど、見所が満載。個性的なキャスト・スタッフによって相撲を世界基準のエンタテインメント作品に昇華させております。

 dTVではこの他にも、今話題のアニメやミュージックビデオなど多彩な13チャンネルに約120,000作品をラインナップ。dTVでしか見ることの出来ないプレミアムコンテンツを含め、そのすべてが月額500円(税抜)で見放題。今後もサービス機能の向上や、コンテンツの拡充、より使いやすいユーザーインターフェースを目指し、誰もが楽しめる新たなユーザー体験を提供していきます。

■リン・ユーチュンコメント

・『どす恋 ミュージカル』のオファーを受けた時の率直なお気持ちをお聞かせください。
最初ミュージカルのオファーが来た時、しかも自分は主役だとわかった時、とてもワクワクして嬉しかったです。でも、台本を読んでみて相撲部の部員を演じるために身体の露出が多いとわかり、ちょっと「えーーー!本当!?」と思いました。自分がそういう役を演じられるのは考えたこともなかったです。初めて、私の演技、歌、そしてダンスをご披露できるドラマなので、とても新鮮でチャレンジングなドラマだと思いました。いろいろ考えた末に、出演することを決めました。
 
・撮影で苦労した点や頑張ったシーンを教えてください。
毎日努力しました。なぜならミュージカルは歌・演技・ダンス全てやらなければならないからです。また、ダンスと歌と演技をマスターした上で、日本語のセリフでも撮影するので日本語も結構頑張りました。短期間で、全てのことを習得しなければいけないので、正直いうと大変でした。 そして、相撲部員としての役を演じたことで気づいた事は、相撲はTVで見る限り簡単そうですが、実際には足を上げるだけでも非常に難しくて、大変なものだということです。足を上げる練習を100回位やったので、朝の練習だけで足がパンパンになりました。今回、相撲部員の役を演じた事で、プロの相撲選手の強さに本当に感服するようになりました。
 
・印象に残っているシーンはどこですか!?
撮影中で一番印象深かったのは、六本木のクラブで、踊りながらTRFの『EZ DO DANCE』という曲を歌ったことです。その店は特別だと思います。インテリアは伝統的な和式ですが、舞台に立つとすごい。その舞台はトランスフォーマみたいに、いろんなパターンに変化できます。舞台の華麗な変化に合わせ、相撲選手を演じるダンサー達も盛り上がってダンスをしました。とても華麗で、視聴者のみなさんに楽しさが伝わるシーンだと思います。
 
・監督から、演技面でアドバイスを頂いた中で、どういうアドバイスが印象深かったでしょうか!?
監督からいろいろなお言葉をいただきましたが、とても印象に残ったのは「良い演技ができたら、撮影最後の日にお寿司をおごってあげるよ!」です。なので、寿司をおごってもらえるように、監督からの全ての要求に頑張って応じようとしました。
 
・「どす恋ロード」を歌う時のポイントについて教えて下さい。
最初「どす恋ロード」のデモを貰った時、この曲は凄く特別だと思いました。なぜなら、結構テンポが早いわりに演歌の様な部分があり、今の日本のポップスと、日本の伝統音楽がミックスされているような印象を受けたからです。
その点、練習は大変でした。なぜかというと、テンポが速いので歌詞がものすごく多いから。日本のラップを歌っている気分になりました。「この曲を歌うためには、舌をきたえなきゃいけない!」と思って練習していました。
この曲のポイントは、最初に言ったように、前半の伝統的な演歌と、後半のハイテンションなポップスの差の大きさが、絶妙なバランスで融合されているところです。皆さんにこの曲を好きになってもらえたらいいなと思っています。
 
・最後に、作品の見所を教えてください。
今回のドラマの一番の見所は「青春している肉体」です。笑 今のは冗談ですが、「青春している肉体」的なシーンが多いのは本当です。相撲部部員の役なので、多くのシーンで廻し一丁しか身につけていません。それは自分にとって、大きな挑戦でした。初めての「T-バック」でしたので。特に、皆さんにお話したいのは、廻しを着けているときに、お手洗いに行きたくなると、その度に相撲部の先輩に手伝っていただき廻しを外すことになり、非常に大変だったことです。
そして、「青春な肉体」以外に、このドラマはいろんな要素を含んでいます。いい歌を聴けますし、青春、熱血スポ根と夢が織り合わさったストーリーもお楽しみいただけます。このドラマを見た皆さんに、夢と希望を届けたいです。皆さん、このドラマから勇気をもらって、夢を追いかけられるといいですね。もちろん、歌とダンスも見所です。ちょっと想像してみてください。何十人もの身体が大きい相撲部員が一緒に舞台に立って、皆さんのスマホやテレビの画面を埋め尽くす迫力を!笑 
皆さん、ぜひ『どす恋・ミュージカル』を見てくださいね。

■落合賢監督コメント

・日本の国技・相撲をミュージカルにしようと思ったきっかけを教えて下さい。
国技であるにも関わらず、相撲を題材にした映画というのは実は本当に少ないんです。
5年前くらいから、相撲を題材にしたエンタメ映画を作りたい、と本気で考え始め、
相撲に関する本を読みあさり、国技館に相撲を見に行き、相撲部屋に行って力士の方々にインタビューをしました。 
休日はどんな過ごし方をしているのですか?という質問に、カラオケでストレス発散するという力士の方が結構多くて、
まわし姿で歌って踊ったらすごい迫力の映画になるな、と思ったのがきっかけです。
相撲という日本文化をただ世界に発信というのではなく、相撲のミュージカルだからこそ、他国では絶対真似出来ないエンタメ作品になったと思います。
 
・作品の見所を教えて下さい。
作曲家の戸田信子さんによるミュージカル楽曲はどれも素晴らしく、観賞後も口ずさんで歌いたくなるくらいキャッチーです。
なのでミュージカルの部分はどれも見応えがあると思いますが、
やはり一番はtrfの「EZ DO DANCE」×リンユーチュンの歌唱力×パパイヤ鈴木の振付だと思います。 
体脂肪率40%強の部員20名からなる総体重2tオーバーのミュージカルシーンは、地響きが聞こえてくるくらいインパクトがあり、
脂肪と希望溢れる相撲部員が歌って踊る姿は、一生に一度は観ておくべき光景だと思います。
 
タイトル: どす恋 ミュージカル
配信開始日: 7月12日(日)
配信話数: 全1話(約25分)
キャスト: リン・ユーチュン/駒木根隆介/ぎたろー/王 メイコ/竹内友哉/向里憂香/
      カシューナッツ(ゆんぼだんぷ)/渡辺 哲
主題歌: TRF「EZ DO DANCE」
脚本・監督: 落合 賢
プロデューサー: 原 祐樹、岡林 修平、田村 豊
制作: ロボット
製作: BeeTV
振付: パパイヤ鈴木
公式サイト: http://video.dmkt-sp.jp/ft/s0004360
クレジット: ©BeeTV
YouTube URL:  https://youtu.be/b_wcRwHZFPc

執筆者

Yasuhiro Togawa