トロント国際映画祭2014にてNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞するなど、海外の映画祭でも高い評価を得ている『Margarita, With A Straw』(英題)の公開が今秋(配給:彩プロ)に決定、邦題が『マルガリータで乾杯を!』に決定致しました!公開に先駆けて「あいち国際女性映画祭」の招待作品として上映、ショナス・ボース監督、カルキ・コーチリンの来日も決定致しました。

進学、恋愛、巣立ちーどんな物事にも体当たりしていく娘に、決して過保護にはならず、エールを送り続ける、慈愛に満ちた母の温かさ。観るものの魂を揺さぶる、生きる勇気に溢れた母と娘の成長物語です。
『きっと、うまくいく』や『マダム・イン・ニューヨーク』、『めぐり逢わせのお弁当』など、近年インド映画界の良質な感動作に、またひとつ、忘れられない珠玉の物語が加わった。
本作で脚本・監督(共同)を手がけ、障がい者が経験する性への目覚めや恋愛といったタブーにも真っ向から挑んだのは、若手女性監督、ショナリ・ボース。とびっきりの笑顔でヒロインを演じたのは、インド生まれ、インド育ちのフランス人女優、カルキ・コーチリン。持ち前の魅力を発揮しながら、難しい題材を繊細に演じきった。ライラの真っ直ぐなその姿は、観る者の心を大きく揺さぶり、爽やかな涙を誘うだろう。また、時に無鉄砲で周りをハラハラさせる娘をいつも大きな愛で包み、決して過保護にはならず、エールを送り続ける母の慈愛に満ちた温かさも、きっと深く心に残るはずだ。
さまざまなテーマを鋭く切り込んだ新しい女性映画として今後も注目を集めること必至。

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執筆者

Yasuhiro Togawa