文化芸術の街「上野」と喜劇発祥の地「浅草」を舞台に繰り広げられるコメディ映画の祭典「したまちコメディ映画祭in台東」(略称したコメ)。今年も2015年9月18日(金)〜22日(火・祝)に「第8回したまちコメディ映画祭in台東」の開催が決定いたしました。「したコメ」は、東京随一の下町(したまち)の魅力をコメディ映画を通じて存分に味わっていただく、いとうせいこう総合プロデュースのコメディ映画祭です。
「映画(Cinema)」「したまち(Down town)」「笑い(Comedy)」という3つの要素を掛け合わせることで、映画人、喜劇人、地元の皆さん、映画・喜劇を愛する皆さんが一体となって盛り上がれる、他にない魅力を持った、住民参加型の映画祭となっています!

40年前の浅草へタイムスリップ!笑いと、たぶん一粒の涙の物語。
映画『青天の霹靂』上映&スペシャルトーク開催決定!

お笑いタレントの劇団ひとりが、自身の書き下ろし小説を初監督で映画化し、話題となった映画『青天の霹靂』。売れないマジシャンの男が40年前の浅草にタイムスリップし、生き別れたはずの両親との出会いを通して自分の出生の秘密を知っていく姿を笑いとユーモアを交えながら描かれます。
今回したコメでは、浅草を舞台に描かれた『青天の霹靂』を、台東区フィルム・コミッションが支援した作品をご紹介するプログラムで上映することが決定いたしました!
さらに、劇団ひとり監督をゲストに迎え、本映画祭総合プロデューサー・いとうせいこうとのスペシャルトークも開催いたします!
是非、浅草・したコメでお楽しみください!!

◆タイトル:『青天の霹靂』(2014/日本/96分/東宝)
◆上映日時:2015年9月20日(日)※時間は追って発表致します。
◆開催会場:浅草公会堂

◆監督・脚本・出演:劇団ひとり
◆原作:「青天の霹靂」 劇団ひとり著(幻冬舎)
◆出演:大泉洋、柴咲コウ、劇団ひとり

STORY:39歳の売れないマジシャンの晴夫は、母に捨てられ、父とは絶縁状態。ある日、父の訃報を聞いて絶望した晴夫は、気がつくと40年前の浅草にタイムスリップしていた。そこで若き日の父・正太郎と母・悦子と出会い、スプーン曲げのマジックで人気マジシャンになった晴夫は、父とコンビを組むことに。やがて母の妊娠が発覚し、10カ月後に生まれてくるはずの自分を待つ晴夫は、自身の出生の秘密と向き合うこととなる。

◆ゲスト:劇団ひとり(げきだんひとり)
プロフィール:1977年2月2日生まれ。千葉県出身。1993年デビュー、2000年にピン芸人となる。お笑い芸人として活躍する傍ら、俳優・作家としても活躍。 06年に発表した小説「陰日向に咲く」は100万部を超えるベストセラーとなり映画化された。2作目となる小説「青天の霹靂」では映画化の際、監督・出演も務めた。 同作で『第24回東京スポーツ映画大賞・新人賞』を授賞する。

【劇団ひとり監督からのコメント】
浅草を舞台にした映画ですので、呼んでもらえて嬉しいです。
もう上映してから時間も経ってますので、予算の事なども含めて細かくお話しさせていただきます。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51732

執筆者

Yasuhiro Togawa