「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて 2012 年の連載開始直後から話題となり、累計発行部数 1500 万部(既刊 14 巻)を記録したコミックス「暗殺教室」が実写映画化。3 月 21 日に公開した映画『暗殺教室』は、興行収入 27.4 億円(5 月 31 日現在)を突破し、今年公開の日本実写映画では興収、観客動員数とも NO.1の大ヒットとなりました。本作の Blu-ray&DVD が 9 月 25 日(金)に発売となります。特典ディスク付き 4 枚組のスペシャル・エディションに収録される特典映像として、山田涼介と羽住英一郎監督による新撮ビジュアルコメンタリーの収録が決定。本作で映画初主演を果たした山田涼介が、ビジュアルコメンタリーに初挑戦致しました。

【ビジュアルコメンタリー収録レポート】

累計発行部数 1500 万部を突破した大人気コミックを『海猿』や『MOZU』の羽住英一郎監督が実写映画化、山田涼介が映画初主演を果たした映画『暗殺教室』の Blu-ray&DVD が 9 月25 日(金)に発売となる。スペシャル・エディションの特典映像として、山田涼介と羽住英一郎監督のビジュアルコメンタリーの収録が決定し、先日収録が行われた。

山田涼介はビジュアルコメンタリーの収録も初挑戦となるが、まったく緊張する様子もなく、「スクリーンで観ると思っていたから、こういう編集室で観て、撮るんだって、少し驚きました。」と冷静にコメント。オープニング映像となる原作にはない映画オリジナルのシーンが流れると、「映画を観るまでこんな映像になっているなんて知らなかった」と、さっそく感想を語った。

山田はもともと原作のファンで、実写化された時のキャスティングまで想像を膨らませていたそう。「自分が演じるなら、カルマ(菅田将暉が演じたキャラクター)かな、と思っていたので、オファーを頂いた時も主役の渚役だとは思いもしなかった。(Hey! Say! JUMP の)ライブ開始の30 分くらい前に、出演することが決まったとは聞いていたけれど、翌日のニュースで“山田涼介が初主演決定”となっていて、驚いた」と話す。
“銀幕デビュー”は、山田にとってひとつの夢だったそうで、初出演が初主演となったことも嬉しかったそう。「大きなスクリーンに映っている姿を両親に見せたいと思っていた。自分が頑張っている姿をとても喜んでくれるので、親孝行になったと思う。初日舞台挨拶の時、舞台から両親が見えたけど、とても喜んでいた。」と、嬉しそうに語った。

映画は原作コミックの第 1 巻から 10 巻、87 話の中から様々なエピソードを組み合わせて物語が作られている。「映画は映画で楽しんでもらいたい」という羽住監督の思いから、映画ならではのオリジナルエピソードも入っている。さらに「原作の松井先生に先のエピソードも教えてもらい、その伏線になるようなシーンも入れている。ちょうど、公開されたころに発売されたコミックで描かれているエピソードとシンクロしている部分もある。」と、撮影中も原作の松井先生と綿密にやり取りをしながら作り上げていったことを明かした。
渚の役作りは「難しかった」という山田。渚は主人公でありながら、クラスでもあまり前に出ることはなく、目立たない存在という立ち位置。

羽住監督は「山田くんは、眼力が強いので、真剣な顔をすると渚ではなくなってしまう。それで NG にすることは何度かあったかな。」と話すと、山田は「中性的なキャラクターでコミックだと女の子にも見えるので、どうすればそう見えるか悩んだ。」という。本編では、あえてカバンを両手で持ったり、唇を噛む仕草などといった、山田が意識して演じたポイントが幾つかあり、ビジュアルコメンタリー中で山田自ら教えてくれるのも、この特典の見どころになった。

本作は、大ヒットを受けて 2016 年に続編の公開も決定している。山田は「続編では、自分のシーンじゃなくてもいいので、激しいアクションシーンをもっと増やして欲しい。原作ファンも楽しみにしていると思う。」と監督に直談判。監督も「前作を越えなくては行けないし、越える作品になると思う。」と応えた。他にも、殺せんせーとの撮影の裏側や、共演者とのエピソードなど、ここでしか聞けない話が満載。このビジュアルコメンタリーが見られるのは、9 月 25 日(金)発売となる、Blu-ray&DVD スペシャル・エディションだけ。ファン必携の特典となった。

『暗殺教室』 9月25日(金) 発売
■Blu-ray スペシャル・エディション 4枚組 ¥7,800 + 税
■DVD  スペシャル・エディション 4枚組 ¥6,900 + 税

(C)2015 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT (C)松井優征/集英社
発売元:フジテレビジョン  販売元:東宝

※Blu-ray スタンダード・エディション(4,700円+税)、DVDスタンダード・エディション(3,800円+税)も同時発売
※続編映画「暗殺教室〜卒業編〜」2016年公開決定

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執筆者

Yasuhiro Togawa