この度、タナダユキ脚本・監督、大島優子主演の映画『ロマンス』(8月29日(土)公開)が、6月13日〜21日まで開催される第18回上海国際映画祭「パノラマ」部門のオフィシャルセレクション正式招待作品として出品されることが決定致しました。同映画祭は世界12大国際映画祭の一つで、コンペティションでは、最高賞の金爵賞、アジア新人賞の2つの賞が用意されています。また、今年は108国から2000本以上の作品エントリーがあり、国際的にも注目度が高い映画祭となっております。同部門にて出品されるまでには、プログラマーたちによる3回の審査をクリアしなければならず、本作の選定理由として、映画祭からは「面白いキャラクター設定で、役者の芝居もとても自然で、ストーリーも秀逸だったから」とコメントが届きました。また同映画祭では、2014年邦画映画賞最多29冠を受賞し、本作主演の大島優子が出演している『紙の月』も上映されることが決定しております。

そしてさらに本作は、7月9日〜19日まで開催される北米最大の日本映画祭、第9回JAPAN CUTSジャパン・カッツ!への出品、北米プレミアも決定し、続々と海外の招待を受けております。

昨年は映画『紙の月』で、第38回日本アカデミー賞・優秀助演女優賞を受賞、そして第39回報知映画賞・助演女優賞、第36回ヨコハマ映画祭・助演女優賞受賞と数々の賞を総なめにするなど、女優としての活動に注目が集まる大島優子が、ついに主演映画として初となる世界へとその才能を羽ばたかせます。
映画、ドラマ、舞台と出演作が立て続き、女優として目覚ましい活躍をみせる女優・大島優子に世界がどう反応するのか——。

◆第18回上海国際映画祭 公式上映日程◆
6月20日(土)13:30(現地時間)よりワールド・プレミア上映予定。
上映後、タナダ監督によるQ&Aを実施予定。

◆第9回JAPAN CUTS ジャパン・カッツ!公式上映日程◆
7月10日(金)18:30(現地時間)より北米プレミア上映予定。
上映後、タナダ監督によるQ&Aを実施予定。

◆タナダユキ監督(39)コメント
アジア、北米、それぞれの映画祭で『ロマンス』がお披露目できること、大変嬉しく思います。上海、ニューヨークという国際色豊かで活気溢れる巨大な都市に暮らす方たちに、大島優子さんの様々な表情を観ていただけることが楽しみで仕方ありません。そして作品として、この映画がどう映るのか。緊張しますが、色々な反応を楽しみつつ、それを糧として、日本での公開に向けてさらに努力していきたいと思います。

◆大島優子(26)コメント
上海国際映画祭、JAPAN CUTSへの出品が決定し、とても嬉しく思います。
『ロマンス』は私の中で特別な想い入れがある作品です。
多くの方にご覧いただき、愛される作品になればいいなと感じております。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=50059

執筆者

Yasuhiro Togawa