映画『無頼漢(原題)』を10月よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて公開することが決定致しました。

◆映画『無頼漢(原題)』は、第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門招待作品であり、カンヌ国際映画祭で初披露となるワールドプレミアが決定!
◆出演は『シークレット・サンシャイン』(08)で第60回カンヌ国際映画祭、韓国人初の主演女優賞を受賞し、『マルティニークからの祈り』(14)で身に覚えのない罪を着せられ、過酷な状況に追い込まれる主婦を熱演したチョン・ドヨン。彼女の『ハウスメイド』(11)は第63回カンヌ映画祭コンペ部門に出品され、2014年の第67回カンヌ映画祭では審査員を務め、いまや“カンヌの女王”と呼ばれる。彼女の出演作は高い評価とともに常に注目をあび、『無頼漢(原題)』でカンヌに3本目の出品となる。本作では、容疑者の恋人の帰りを辛抱強く待つ官能的な女性を演じている。
◆チョン・ドヨンの相手役は、彼女と初共演になるキム・ナムギル。人気TVドラマ「赤と黒」、「サメ〜愛の黙示録〜」などに出演。
5/22公開の話題作、海洋アクション・アドベンチャー『パイレーツ』で主演を務めている。本作『無頼漢(原題)』では、自らが追う事件の容疑者の恋人である女性(チョン・ドヨン)に惹かれてしまう刑事を演じている。
◆キム・ナムギル演じる刑事が追う容疑者には、人気ドラマ「大王四神記」で頭角を現わし、男らしい魅力で人気を誇るパク・ソンウン。『新しき世界』(14)で百想芸術大賞、大鐘賞などで助演男優賞にノミネートされ、その演技力が高く評価されている。韓国で
3月に公開された『殺人依頼』でも、カリスマ性のある強烈な悪人を演じており、本作でナムギル演じる刑事との対決も見どころの一つである。その他の共演者に、ソ・ジソブ主演のドラマ「ファントム」で一気に知名度を上げ、ギャング・ムービー『悪いやつら』、『ベルリンファイル』などに出演したクァク・ドウォン。『タチャ〜神の手〜』では極悪ヤミ金業者を演じるなど、人当たりの良い顔立ちとは裏腹に幅広い役を演じる、韓国映画には欠かせない名優である。
◆監督・脚本はチンピラと刑事の思いがけない心の交流を描いた『キリマンジャロ』のオ・スンウク。他にも死期の近い男性の純愛を描いた『8月のクリスマス』でも脚本を務めた彼が、本作では刑事と情婦の愛を官能的に描いている。
◆音楽は、韓国映画音楽を語る際には欠かせない人物のチョ・ヨンウク。『群盗』、『ベルリンファイル』、『親切なクムジャさん』など日本でもヒットした韓国映画作品の音楽を手掛けている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa