多くの謎を抱える映画『トゥモローランド』(6月6日(土)公開)の日本版劇場ポスタービジュアルが解禁となる。
本作は映画やアニメーションだけでなく、カリフォルニアのディズニーランドを始め世界中に数多くのテーマパークを造り、多くのゲストを迎え夢と魔法を届けてきたウォルト・ディズニーの夢の結晶ともいえる、すべてが可能になる理想地“トゥモローランド”を巡り、繰り広げられる物語。

まだまだ謎の多い本作だが、すべてが可能になる理想の地“トゥモローランド”の入り口は[イッツ・ア・スモールワールド]にあるということ、そして、ウォルト・ディズニー、アインシュタイン、エジソンらを含めた世界中の天才たちが作った場所こそが“トゥモローランド”だという事が予告編でも明らかになっている。

今回完成したポスタービジュアルには[11才の頃にイッツ・ア・スモールワールドから“トゥモローランド”に行ったことのある]フランク・ウォーカー(ジョージ・クルーニー)、[“トゥモローランド”に選ばれ、未来を夢見る少女]ケイシー(ブリット・ロバートソン)、[謎の少女]アテナ(ラフィ・キャシディ)という3人の重要人物と共に、その背景に描かれているのは予告編でもその殆どが明かされる事のなかった謎の場所“トゥモローランド”が描かれている。その雰囲気はディズニーランドにあるテーマの1つ、トゥモローランドが現実に存在しているような感覚を得る事ができるだろう。

ブラッド・バード監督「精神的にウォルトのプランをベースにしている」
果たして“トゥモローランド”とは何のか? 本作の監督であるブラッド・バードは「精神的にはウォルト・ディズニーによるEPCOT※(実験的未来都市)の最初のプランをベースにしている。今回の映画が描いている世界には、ずっと大きな何かが宿っているね。」と話し、明言は避けつつも映画『トゥモローランド』プロジェクトの壮大さの一端を垣間見せる。
また、脚本のデイモン・リンデロフは「私たちのインスピレーションの1つは、あのテーマパークにある隠れミッキーの数々だったんだ」と語り、本作とディズニーランドの関係性を匂わせるコメントをしている。
※EPCOT(実験的未来都市)ー”Experimental Prototype Community of Tomorrow”の頭文字を取った造語

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執筆者

Yasuhiro Togawa