2011年、現代の白黒無声映画『アーティスト』でアカデミー賞作品賞、監督賞ほか全5部門を受賞し、その比類なき才能を全世界に知られることになったミシェル・アザナヴィシウス監督が、1946年にアカデミー賞4部門ノミネートされたフレッド・ジンネマン監督『山河遥かなり』から着想を得て製作された映画『あの日の声を探して』(4月24日(金)よりTOHOシネマズシャンテ他全国順次公開)。

この度、本作の予告編が到着いたしました。

<映像内容>
両親を目の前で殺されたショックで、声を発することができなくなってしまったハジ。
不安そうな表情で赤ん坊の弟を抱く姿や、泣きながら両親の絵を描く姿、何かを伝えるために言葉を発しようする姿は観る側に、失う悲しみを容赦なく突き付けます。
一方で、力強く踊るハジの姿は、必至で生きようとする生命(いのち)のきらめきを感じさせま。
撮影は、全編手持ちカメラでチェチェンに隣接するグルジアでロケを敢行。ロケ中もセットはほとんど使わず、合成も使わないという徹底したリアルで衝撃的な映像の数々は、魂を揺さぶられること必至!この狂気の世界で少年がどうしても伝えたかったこととは一体なんなのか?
少年の壮絶な演技とリアルな映像に涙なくしてはみることのできない映像に仕上がっています。

予告編::https://www.youtube.com/watch?v=hjsrho1cjPo

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執筆者

Yasuhiro Togawa