2015年4月25日より公開、遺伝子組み換え食品の安全性について、子育てパパが追求するドキュメンタリー映画『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』の本予告が完成いたしました。

予告内には、アメリカで作られるとうもろこし、大豆、ナタネ、綿、4つの作物の遺伝子組み換え品種の割合が登場します(本作は2013年制作)。しかし最新情報によると、その数字はさらに右肩上がりで、今やアメリカのとうもろこしの93%、大豆は94%が遺伝子組み換え品種です。(出典:ISAAA2014、作付け面積より算出)。

そもそも、アメリカは遺伝子組み換え食品の表示義務がなく、その存在自体を多くの国民が知りません。遺伝子組み換え作物は、家畜の飼料や、コーンスターチや果糖ぶどう糖液糖などの加工食品の原料として姿を変えて知らない間に食卓に上っています。
有名オーガニック・スーパーの“Whole Foods(ホール・フーズ)”でさえ、加工食品の80%に遺伝子組み換え品種が混入しており、遺伝子組み換えでない商品は野菜のみだと本作で明らかになります。
果たして、遺伝子組み換え食品から逃れる生活はアメリカで可能なのでしょうか?監督と家族たちがその答えを探しに、旅に出ます。

【予告】
●Youtube   → https://www.youtube.com/watch?v=xJaqUDz8IdE

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執筆者

Yasuhiro Togawa