3月7日より、ポレポレ東中野にて坂田雅子監督最新作『わたしの、終わらない旅』が公開になります。
『花はどこへいった』『沈黙の春を生きて』で世代を超えた枯れ葉剤の被害を描いてきた坂田雅子監督が選んだ新たなテーマは「核」。福島第一原発の事故がもたらした現実に心震えながら、坂田雅子は亡き母が遺した一冊
の本を手に取る。「聞いてください」と題されたそれは、母が1977 年から続けていた原発を問うミニコミ紙をまとめたものだった。母が数十年前から続けていた反原発運動の意味に、改めて気づいた坂田は、母親と自身の
2 世代にわたる想いを胸に、兵器と原発という二面性を持つ核エネルギーの歴史を辿る旅に出る。
フランス、マーシャル諸島、カザフスタン、そして福島———。
広島・長崎・第五福竜丸、3 度もの被爆を体験した日本。しかし「核の平和利用」を夢みて、原発を推進してきた私たちの時代。「聞いてください」核に翻弄された人々の声なき声を。

本作の初日に歌手。加藤登紀子さんをお招きしてトークショーを開催します。
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【スペシャルトーク 概要】

・日にち:3月7 日(土) AM 11:50〜12:20(10:30 の回上映後)
・場 所:ポレポレ東中野(東京都中野区東中野4-4-1)
・登壇者:加藤登紀子(歌手)、坂田雅子監督
・トークタイトル:「母から子へ いのちをつなぐメッセージ」

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執筆者

Yasuhiro Togawa