12月17日に発表された第35回青龍映画賞では、主演女優賞(チョン・ウヒ)と新人監督賞を受賞致しました。

【「泣かないで」なんて、とても言えない。】
ハン・ゴンジュは音楽が好きな普通の女の子だった。
だが、あの忌まわしい事件が彼女を苦しめる。

2004年に韓国・密陽で起きた女子中学生集団性暴行事件。韓国国内で多発している未成年の性犯罪の中でもとりわけ残忍極まりなく、被害者の心情を無視したその顛末にも物議を醸した事件である。韓国で劇場公開された際は、初日の動員が1万人を超え独立系映画としての新記録を樹立。さらに第18回釜山国際映画祭他、各国の映画祭に出品され10冠に輝いた。

また、現在、“韓国のアカデミー賞”と言われる大鐘賞で、主演女優賞を始め、脚本、新人監督賞の3部門でノミネートされている。

予告編::http://youtu.be/eh60AXh8rwE

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執筆者

Yasuhiro Togawa