『アナと雪の女王』で驚異的な大ヒットを記録し歴史的なミュージカルブームを作り上げたディズニーが、満を持して贈る最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』(2015年3月14日公開)。本作で「赤ずきん」が森の中で遭遇する恐ろしいオオカミ役という、自身のキャリア初“動物”を演じることになったジョニー・デップのビジュアルが解禁となる。

本作が描くのはシンデレラ、ラプンツェル、赤ずきん…“願い”を叶えたはずのおとぎ話の主人公たちを待ち受けていた、驚くべき運命。ディズニーが「めでたし めでたし」の“その後”を描く、大人のための“アフター・ハッピーエンド”ミュージカルとして、『シカゴ』のロブ・マーシャル監督がメガホンを取る注目作。

様々な役柄を演じ分け、ハリウッドでもトップのカメレオン俳優のジョニー・デップ。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキャプテン・ジャック・スパロウ、『シザー・ハンズ』の人造人間、『アリス・イン・ワンダーランド』のマッド・ハッターなど、キワモノのキャラクターを演じたら右に出るものはいないが、さすがに“動物”を演じるのは自身のキャリアでも初めての経験。(アニメの吹き替えは除く)
今回解禁されてビジュアルでは「オオカミ」の特徴である「耳」も、「尻尾」もしっかりとついており完全にオオカミになりきっているが、独自の美的感覚で知られるジョニー・デップだけあり、ちらりとのぞく赤のポケット・チーフのアクセントが効いているスマートなスーツを着こなし、ジョニーのトレード・マークともいえる帽子を身に着けている、さすがのオシャレなオオカミだ。
※あくまで「赤ずきん」のオオカミなので、「狼人間」や「狼男」ではありません。ご注意下さい。

今回のジョニー・デップの起用について、監督のロブ・マーシャルは次のように語っている。
「ジョニー・デップには『パイレーツ・オブ・カリビアン:生命の泉』で共に仕事をした直後に、狼役を演じてくれるよう依頼して、すぐにイエスと言ってもらえたのです。現在、彼のように本当の意味で独創性を持ち、楽しさに溢れ、大胆でエキサイティングな俳優はいません。言うまでもなく、彼は寛大でやさしさにも満ちています。」

勿論、本作はブロードウェイの生ける伝説=「ウエスト・サイド物語」のスティーヴン・ソンドハイムのロングラン・ミュージカルの映画化とあり、ジョニー・デップもその美声を本編でも披露している。

ジョニー・デップがキャラクターに扮する映画に外れなし!その上、ディズニー×ジョニーの黄金コンビの作品とあり注目度も高い『イントゥ・ザ・ウッズ』。全米では12月25日のクリスマス公開を予定しており、2015年1月に発表されるゴールデン・グローブ賞、2月に発表されるアカデミー賞の呼び声も高い。
果たして、あの有名な「赤ずきん」のオオカミを、ジョニー・デップがどう表現するのか!2015年3月14日(土)の日本公開が待ち望まれる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa