2010年に主演兼プロデュースした『歓待』(深田晃司監督)が東京国際映画祭日本映画・ある視点部門作品賞を受賞し、2011年には第24回東京国際映画祭で「アジア・インディーズのミューズ」という特集が組まれ、国内外から脚光を浴び続ける国際派女優でプロデューサーの杉野希妃【『ほとりの朔子』(14)プロデュース・出演/『マンガ肉と僕』(15年公開待機中)監督・出演・プロデュース】が主演・プロデュースを務めた『禁忌』が2014年12月6日に新宿武蔵野館にてレイトショーでの公開が決定致しております。作品の予告編が完成致しました

予告編::http://youtu.be/GAqLUf3-FAo

監禁、レイプ、少年愛・・・女教師と少年の愛にも似た歪んだ関係は衝撃の終焉を迎える

2012年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で話題となった『小さなユリと 第一章・夕方の三十分』の和島香太郎が長編初監督し、杉野希妃がプロデュース兼主演を務めた作品。杉野は今作で少年をレイプするという役を体当たりで演じている。『桐島、部活やめるってよ』、『私の男』、杉野作品である『ほとりの朔子』、『マンガ肉と僕』など話題作に多数出演し、注目を集める若手実力派の太賀が少年役を演じる。さらにベテラン俳優・佐野史郎が脇を固め、監禁、レイプ、同性愛、少年愛、セクシャルマイノリティの禁断の世界をモーツァルトの楽曲にのせ、儚く美しいタッチで描く衝撃作。恋人がいながらも女生徒と関係を持つ女子高教師サラ(杉野希妃)はサラの父親・充(佐野史郎)に監禁され性的な関係を持つ少年・望人(太賀)との出会いから自身が少年愛者だと自覚し、望人を犯してしまう。二人は奇妙な共同生活を送るが、サラが望む少年であった望人は次第に成長し少年ではなくなっていってしまう。サラに対する思いを恋と錯覚する望人が少年であり続けるために自らとった行動とは—。

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執筆者

Yasuhiro Togawa