大型施設・舞浜アンフィシアターを借り切ってのライブシーンは、6台のカメラを設置し、本物のアーティスト収録と同じように撮影。そして、臨場感を損なわないため、基本的にカット割りなしの“1曲まるごと長回しスタイル”だったそうです。

本シーンは、それまで素顔の咲しか知らなかった主人公の拓郎(野村周平)は、トップアイドルとしての彼女が戦っている場所を初めて実感し、打ちのめされるストーリーの中で重要なシーン。飛びかうレーザー光線の中、圧倒的な存在感、そしてキレのいい動きでオーディエンスを縦横に煽る二階堂ふみは本物アイドルさながら!DECO*27提供の「ラブリーサマータイム」に併せて、サイリウム片手に跳びはね、叫ぶ、熱気に溢れた観客の様子は、本当に実在するトップアイドルだと錯覚してしまうほどの圧巻のライブシーンです。

当日、入江監督は「宇田川咲の歌と踊りだけではなく、それを見つめるみなさんの表情と動きで表現したいんです。今日、どのようにチケットを買ったのか、宇田川咲に会いに来るまでのストーリーを考えてみてください」と呼びかけ、期待感に包まれていく会場全体の雰囲気を作り出し、エキストラ一人一人の表情が生き生きするように演出にこだわったそう。また、「思いっきりノッてください!揺らしたいですねぇ、浦安を(笑)。500m先にいる〇ッキーが、ドンと飛び上がるくらいに!」と監督からのリクエストもあり、会場全体は熱気と高揚感に包まれ、見事迫力のあるライブシーンが完成しました。本物さながらのライブシーンが収められている、映画『日々ロック』にぜひご注目ください。

▼二階堂ふみ ライブ映像
公式Youtube:http://youtu.be/hF4gaV9T06c

★本ライブシーン撮影の裏側に迫るメイキングを収録したLoppi限定メイキングDVD付前売り券、好評予約受付中!!
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執筆者

Yasuhiro Togawa