「八日目の蝉」など女性層に抜群の人気を誇る直木賞作家・角田光代の同名ベストセラー小説を、『桐島、部活やめるってよ』の鬼才・吉田大八監督がメガホンをとり映画化した『紙の月』が、松竹配給にて11月15日(土)より公開となります。
東京国際映画祭のコンペティション部門の日本代表に選ばれるなど、この秋最大の注目作『紙の月』。
このたび、主演の宮沢りえが第28回山路ふみ子女優賞を受賞した事が発表されましたので、ご報告いたします。
宮沢りえが山路ふみ子女優賞を受賞したのは、「父と暮せば」(2004)以来2度目。女優賞を2度受賞するのは、吉永小百合に続き、史上2人目の快挙となります。

<受賞理由>
映画『紙の月』での平凡な主婦が無自覚の内に変貌していく姿を、美しくも重厚に描き、圧倒的な演技を披露したことに対して

<山路ふみ子賞とは>
映画人の育成、功績を称える目的で毎年開催している賞。
山路ふみ子文化財団HP http://www18.ocn.ne.jp/~yamaji/movieaward/index.html

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執筆者

Yasuhiro Togawa