講談社『ハツキス』にて連載中の人気漫画『繕い裁つ人』が、この度、2015年1月31日(土)よりギャガ配給にて全国公開いたします。主演は『嫌われ松子の一生』で日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞など映画各賞を総ナメにし、『ゼロの焦点』『阪急電車〜片道15分の奇跡〜』など、高い演技力に定評がある、中谷美紀。監督は、『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』で優しい雰囲気の中に、スピリッツの効いた作品を手掛ける、三島有紀子が務めます。

そしてこの度、本作の主題歌をこれまで数々のドラマや映画に楽曲を提供し、2015年にデビュー20周年を迎える平井堅が主題歌を担当することが決定しました。
2014年5月28日にリリースされたコンセプトカバーアルバム「Ken’s Bar Ⅲ」に収録されている、財津和夫の70年代に発表された超名曲を平井堅がジャズのテイストでカバーした楽曲「切手のないおくりもの」で、歌詞に登場する、様々な“あなた”に歌を届ける「私」と、依頼主の心に寄り添う洋服を作り続ける、中谷美紀演じる「市江」の生き様がぴったりリンクし、作品の世界観がより一層広がります。

予告編::http://youtu.be/nSYg5QOWRDE

主題歌に決まった事について平井堅は、
「今回、僕がカバーした「切手のないおくりもの」が、この映画の主題歌に起用して頂けると聞いて、驚きと共にとても嬉しく思っています。大切な気持ちを伝え送るこの歌が、最後に映画をふんわり包み込んでくれる事を願っております。一針一針心を込めて仕立てる誰かの為の一生の一着。歌手として、僕もそんな歌を一曲でも多く作れたら最高に幸せだなと思いました。」とコメント。

また、合わせてポスタービジュアルと予告編映像も解禁!映像では中谷美紀演じる市江が、見事な手つきでミシンを使いこなし、色鮮やかな洋服を仕立てる姿が映し出されています。世界に1着しかない、“人生で一番似合う服”を作り続ける市江と、そんな彼女に魅せられた周囲の人間とのかけあいにも注目で、三浦貴大、片桐はいり、杉咲花、中尾ミエ、伊武雅刀、余貴美子ら豪華キャスト陣がどのように物語に関わってくるのかにも期待が高まる内容となっています。
なお、今回はポスターにもある特別な“こだわり”が。縫い針のイラストがあしらわれたタイトルロゴはなんと実際、手編みの刺繍で制作され、また水色の生地のデザインは実際の劇中に出てくる市絵が仕立てる洋服のテキスタイルとなっており、市江の洋服さながらの温かみを持ったポスターが完成しました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa