第64回カンヌ国際映画祭のある視点部門に正式出品され、第84回米アカデミー賞、外国語映画賞のシンガポール代表に選出されるなど世界的な評価を受けている映画『TATSUMI マンガに革命を起こした男』【11月15日(土)公開】。

劇画の名づけ親である辰巳ヨシヒロの、人となりと作品の描く世界観に感銘を受け“動くマンガ”として映像化、各国の映画祭で称賛を浴びている映画『TATSUMI マンガに革命を起こした男』の監督エリック・クーが10月23日(木)〜10月31日(金)の9日間開催されます第27回東京国際映画祭のコンペティション部門の国際審査員として参加し来日することが決定いたしました。
また、10月27日(月)には映画祭の中で『TATSUMI マンガに革命を起こした男』が特別上映作品として上映されることも決定し公開まで更なる盛り上がりが必至となっております。

世界が注目するシンガポールの鬼才にして、ジャパニーズカルチャーの理解者としてその名を轟かせるエリック・クー。日本人が知らなかった辰巳ヨシヒロワールドが東京国際映画祭を再び席巻します。

辰巳氏の草創期を知らなければ、現代のコミック、アニメーション、マンガの世界は語れない。
日本漫画家協会理事長 ちばてつや

とんでもないアニメに出会った。間違いなく。ここ当分は同じ漫画家である僕の脳裏から離れそうもない過激で挑戦的な劇画アニメだ。
  モンキー・パンチ(漫画家)「ルパン三世」

感動も、哀しみも、屈辱も、全て彼がマンガに持ってきた。“劇画”を生み出した、辰巳ヨシヒロの半生。
世界が認め、手塚治虫が嫉妬した「劇画」の世界。日本人が知らない劇画ゴッド・ファーザー辰巳ヨシヒロの歩んできた道のりとその時代背景が半自伝的作品「劇画漂流」を基にスクリーンで明かされる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa