レオナルド・ディカプリオ製作『ランナーランナー』遂に、予告編・解禁
300億ドル。日本に先んじて2012年から合法化が始まった米国オンラインカジノの年間収益額である。そこで実際に起きたポーカーの不正事件から着想を得て、レオナルド・ディカプリオ製作のもと生まれた映画『ランナーランナー』<11月21日(金)公開>。カジノ王に操られ、FBIからは追われるハメになったある学生の逆転劇を描く、話題のギャンブル・エンターテイメントの予告編が、ついに解禁となった。
ジャスティン・ティンバーレイク(『TIME/タイム』)を筆頭に、『ゴーン・ガール』『アルゴ』のベン・アフレックら実力派を主演に迎え、気骨溢れ思考を刺激する極めて優美なスタイルの演出で評価されている『リンカーン弁護士』のブラッド・ファーマン監督がメガホンをとった。製作には『L.A..コンフィデンシャル』『Mr.&Mrs.スミス』など大ヒット作を連発しているハリウッドを代表するプロデューサーであるアーノン・ミルチャン、そして、レオナルド・ディカプリオと豪華な顔ぶれが集結して贈る本格派のエンターテインメント映画だ。本作は、米大手ポーカーサイト「アルティメットベット」で2008年に起きた経営者の不正事件を元に制作されていると言われているが、本作のエピソードはどこまでが事実か? 信じるかどうかは、見るものの自由だ。
スリリングな疾走感と娯楽性豊かな展開、さらに現代のネット社会が抱えるリスクをも描き切った本作は、ギャンブル映画の新たな基準点となる傑作となっております。
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執筆者
Yasuhiro Togawa