常にセンセーショナルな作品を放ち続ける園子温監督が挑む最新作は、近未来の”トーキョー”を舞台に、ストリートギャングたちが大暴れする『TOKYO TRIBE』。90年代ストリートカルチャー&ファションを牽引した累計250万部超え、井上三太による伝説的コミックの映画化となります。
本作『TOKYO TRIBE』(日活配給、8月30日公開)が、園子温監督史上、最大の興収となる成績でスタートすることができました。

◇園史上最大ヒットで公開スタート!興収ランキングは惜しくも12位!
公開規模300館超の夏休み超大作に、堂々の仲間入り!

園子温の最新作にして、バトル・ラップ・ミュージカルという映画の枠を超えたエンタ—テイメントな挑戦作である『TOKYO TRIBE』が、園作品の初日2日間の成績として『ヒミズ』(2012年公開)、『地獄でなぜ悪い』(2013年公開)、を押さえ、園子温監督作品史上、最高記録を更新。
公開規模も、園作品としては最大規模となる120館でスタートし、渋谷のシネクイントでは2日間、全回満席、立ち観がでるほどの入り、新宿バルト9では舞台挨拶回以外、深夜のレイトショーの興行まで、ほぼ満席の状態が続く、好成績でのスタートをきった。都市型だったこれまでの作品と比べ、首都圏:ローカル対比5:5と、地方の劇場も健闘していた。夏休み興行の300館〜700館の大規模公開作品が居並ぶ中、週末の全国興収ランキングは惜しくも12位となったが、公開規模300館〜700館超えの夏休みの超大作に堂々と肩を並べる形となった。

『TOKYO TRIBE』 8月30日公開、120館[2日間計]動員28,079名/興収41,896,556円

◇園監督が上映劇場へ直筆手紙を送付!その熱い願いとは!?

『TOKYO TRIBE』は、セリフがほぼ全編ラップのミュージカルで、映画という枠を超えた、全く新しいエンターテイメント作品として世に放たれた挑戦的な意欲作。その作品の上映にあたって園監督らしいこだわりが明らかにされた。園子温監督は、『TOKYO TRIBE』を上映してくれる各劇場へ直筆手紙を同封していたという。その手紙には、「音量についてお願いがあります!」とはじまり、「この映画は“音が命”爆音上映でお願いします!」という熱い想いを伝えていた。
すでに、TRIBE中毒ともいえるリピーターが続出!できるだけ大きなスクリーン&爆音で、この刺激を体感してほしい!

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51071

執筆者

Yasuhiro Togawa