9月27日(土)より新宿バルト9他で全国順次公開される金子修介監督最新作『少女は異世界で戦った』の公開を記念して、9月12日(金)、同監督の今なおカルト的人気を誇る名作『1999年の夏休み』の35mm フィルム上映と金子監督と両作品の出演女優等によるトークショーイベントが決定。

『デスノート』『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』など国際的にも評価の高い金子修介監督の最新作は、海外マーケットを視野に入れた新しいスタイルのアクション映画の企画制作を目指すマメゾウ・ピクチャーズの第1回配給作品で、2024 年の核の存在しない日本の理想世界と、その平和を脅かす我々の世界とのパラレルワールドを舞台に、4人の美しきソードファイターたちが剣と武術だけを武器に、巨大な組織に立ち向かって行くというストーリー。

4 人のファイターを演じるのは新体操の全日本チャンピオンの経歴を持つ元スーパーアスリートで、『ジェリー・フィッシュ』で女優デビューした花井瑠美、クレディセゾンの頭突き瓦割りの CM で脚光を浴びている『ハイキック・ガール!』の武田梨奈、『TOKYO TRIBE』でヒロイン役に抜擢されて話題の清野菜名、元AKB48 の初代メンバーだった『生贄のジレンマ』の加弥乃らアップカミングな女優たちで、スタント無し、生身の肉体だけで壮絶なアクションシーンを自ら演じている事でも話題になっている。ハリウッドでも女性が活躍する本格アクション映画がメインストリームとなってきているが、4人の女優が全員本格アクションを演ずる映画は世界にも類を見ず、金子監督の新たな挑戦である。

『1999年の夏休み』は萩尾望都の不朽の名作漫画「トーマの心臓」の翻案した作品で、1988年の公開以来根強いファンの心を掴み続けている。1999 年の夏休み、家庭の事情で家に戻れない 3 人だけが残っている全寮制の学院に、自殺した少年にそっくりな少年が転入生としてやってくるというストーリー。4 人の少年を女優が演じ、声優が吹き替えをし、美しい音楽と凝った小道具や衣裳で、不思議な異次元空間が作り出された。少年役には、この映画デビュー作となった深津絵里(当時は水原里絵)や現在声優で活躍する宮島依里、声優には高山みなみ、佐々木望らがキャスティングされ、音楽は中村由利子が担当。

『少女は異世界で戦った』と『1999年の夏休み』は、若手女優の発掘と演出に定評のある金子修介監督と新人女優が一緒に今までに見たことない新しい映画作りに挑戦した作品であり、4人の女優の活躍、近未来を描くSFファンタジー、ソックスガーターなど共通点もあり、当イベントは『1999年の夏休み』から四半世紀を経て、それぞれの作品に出演した女優たちとともに新作公開直前の金子監督の思いを聞く貴重な機会となる。

イベント概要
日時: 2014年9月12日(金) 20時~22時40分
場所: 新宿バルト9
料金(税込): 2,500円+260円(ドリパスのシステム利用料)
ゲスト: 金子修介監督、『1999年の夏休み』より宮島依里さん、『少女は異世界で戦った』より
花井瑠美さん、清野菜名さん、加弥乃さん他、現在調整中。
タイムテーブル: 20:00~21:30「1999年の夏休み」上映 / 21:30~21:50 休憩 / 21:50~22:40 トークショー
チケット購入&詳細情報: https://www.dreampass.jp/e705

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa