キッズコンテンツ、玩具ブランドとして国際的に評価の高い「ポケモン」が、ハンガマTV(注:ディズニーチャンネルネットワークのキッズチャンネル)での放映開始により、この夏、インドで劇的なカムバックを遂げた。綿密な編成と宣伝戦略により、今年5月19日に開始した番組は、既に今年一番のキッズ番組となっている。これまでインド全域で5710万人、うち子供が2420万人視聴し、放送開始より毎週プライムタイム枠で視聴枠首位を保っている。

ポケモンはビデオゲーム、TVアニメ、映画、玩具、コンシュマーグッズを擁する国際的なトップブランド。ドリームシアターによるハンガマTVへの番販が行われ、ポケモンはインドにおける従前のライセンス、商品化に加え、コンテンツ放映への進出を果たした。ドリームシアター は、インド・南アジアでのポケモンのライセンス・商品化も手掛ける。

ポケモンのライセンス、商品化にあたり、ドリームシアターは玩具、ぬいぐるみ、アパレル、学用品など、幅広いカテゴリーのライセンシーと協力し、2015年1月からの市場投入を進めている。ドリームシアターのCEO・創始者のジギー・ジョージ氏は次のように語る。「ポケモンに対する興奮と情熱を共有するハンガマ TVと取り組めて大変嬉しい。この取組みによりポケモンは新たな人気を獲得するだろう。インドのライセンス領域においてポケモン現象を再び起こし、長く愛されるプロパティに育てることにワクワクしている」

「楽しさ、冒険、スポーツマンシップ、友情など、子供たちが大好きな要素が詰まったポケモンは、ハンガマTVが求めるテーマそのものです。ポケモンシリーズに対する視聴者の反応は驚異的で、その成功は面白い要素が詰まった素晴らしいコンテンツは今日の子供たちを興奮させるに足る、ということを証明しています。この世界的な人気シリーズを我々のチャンネルにもたらしたドリームシアターと協業できて嬉しい」ディズニー・インディア、メディアネットワーク局編成ディレクター、デビカ・プラブ氏は語る。

「我々はポケモンの再ローンチに際し、インド市場を熟知し、チャレンジ精神に富むパートナーとしてドリームシアターを選んだ。彼らがハンガマTVと共にブランド再構築に向けたステップを順調に踏み、子供たちの心を捉えることできて非常に嬉しい。彼らと共に、インドにおけるブランドの価値をしっかり確立したい」と、株式会社ポケモンの専務執行役員伊藤憲二郎氏はコメントする。

○ドリームシアターとは:
南アジアにおいて、子供や若者の人気ブランドを育成・管理するライセンスエージェント。ワーナーブラザーズコンシュマープロダクツの販促ライセンスと、食品・飲料・パーソナルケアなどの商品化、さらにポケモン、ロビオ(アングリーバード)、ドリームワークス・アニメーション、ワールドレスリングエンタテインメント、サンリオ(ミスターメンリトルミス、ハローキティ)、FIFA 2014、リアルマドリッドおよびアーセナルフットボールクラブ等のライセンス窓口を務める。詳しくはこちら http://www.dreamtheatre.co

○ポケモンとは:
ポケットモンスター、略してポケモンは、1996年2月27日に発売された任天堂ゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』から生まれました。ポケモンは、ゲームから、カードゲーム、アニメ、映画、グッズ、イベントなどに派生して、様々な分野で世界中の人から支持されています。ゲームでは、これまで発売されたすべてのポケモン関連ソフトの累計販売数が全世界で2億6,000万本以上を記録しているほか、カードゲームは全世界で累計215億枚以上が出荷されているなど、その市場規模は全世界累計で4.2兆円以上にのぼります

○株式会社ポケモンとは:
ポケモンのブランドマネジメントを目的として、1998年4月、当社の前身となるポケモンセンター株式会社が設立され、その後、2000年10月に社名を株式会社ポケモンに変更しました。ポケモンが常に新しく面白いものであり続けるために、新たな価値を生み出す商品の開発と、それを皆様に楽しんでいただける環境作りを行っています。このことをポケモンが魅力的であるための“プロデュース”だと考え、「ポケモン」というブランドが価値の高いものとして、多くの人々に支持されていくことを目指しています。株式会社ポケモンは、ゲームソフト、カードゲーム、ライセンス管理、アニメ・映画、イベント、商品企画にて、各事業間のシナジーを最大化する為のプランニングやプロモーションを行い、ポケモンを永続的なキャラクターへと育てるために日々、活動しています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa