この度、2013年第26回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門作品賞受賞、2014年第64回ベルリン国際映画祭フォーラム部門正式出品国際映画批評家連盟賞(FIPRESCIアワード)受賞、2014年第38回香港国際映画祭ヤングシネマ コンペティション部門にてスペシャルメンション授与。世界各国の映画祭で次々と高い評価を獲得してきた『FORMA』(フォルマ)。8月16日(土)の日本公開を記念してビジュアル、予告編をリニューアル致しました。

本作は、“まるでミヒャエル・ハネケの様な存在が現れた”など、世界のメディアからも注目を集める坂本あゆみ初監督作品。
今回解禁となリますポスター、チラシのビジュアルは劇中でも鍵となる、不気味な印象を放つシンボリックなデザインです。また、本作タイトルロゴはFORMAの“A”の文字をよく見ると“フォルマ”と小さく表示されているなど、“見つけるのが大変かもしれない”坂本監督のコメントの通り、映画を象徴する様なビジュアルにも注目です。予告編の冒頭には東京国際映画祭での授賞式での映像が流れ、世界各国を巡ってきた出発点となった場所での感動が蘇ります。憎しみの連鎖によって悲劇を描いた、不穏感と緊張感に満ちたサスペンス作品。24分の長回しが海外映画祭でも絶賛の声が絶えなかった衝撃のクライマックス。

【坂本あゆみ監督コメント】
日本での上映が決まり、今こうして皆さんに支えて頂いている事に感謝します。『FORMA』は固定観念に捕われる事なく、ただただ私達の信念に基づき創りました。作品の根底には幾重にも折り重なった何かがあります。それはとても謙虚に佇んでいるので、見つけるのが大変かもしれません。とっても不親切な映画です。でもきっとそれを見つけたら、深く爪痕を残すと思います。沢山の方々に観てもらえたらいいなと思います。ポスターも1ヴィジュアルでシンプルに挑戦してみました。気に入ってます!

新予告編::http://youtu.be/42oJTgYxaBI

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執筆者

Yasuhiro Togawa