本年度ベルリン国際映画祭銀熊賞〈審査員グランプリ〉受賞、各国で封切となり次々と記録を更新、全米で館アベレージ歴代 No.1 のスーパーヒットとなったウェス・アンダーソン監督最新作 『グランド・ブダペスト・ホテル』が、6月6日(金)ついに全国公開となりました。

世界中で監督作品として過去最高のヒットとなっており満を持しての日本公開は、初日3日間(6/6〜8)で 51,844,440 円を記録。前作『ムーンライズ・キングダム』の2倍以上を動員、また日本で最も興行成績の良かった『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』をはるかに超え、梅雨入りで初日から3日間が大雨という悪条件ながら、大ヒットスタートとなりました。

劇場は連日、学生を含めた20代男女から、40〜50代の熟年層まで、まさしく老若男女で大いに賑わい、都市部の劇場を中心に満席の回が続出しています。先に公開した各国同様、爆発的なクチコミでの広がりも目立ち、今後更なる動員が期待できます。

また、昨今では珍しく、劇場用パンフレット「FOXサーチライト・マガジンvol.3」が予定をはるかに超え早くも売り切れる劇場が続出、緊急増刷いたしました。観賞後にもウェス・ワールドの細部まで徹底的に作り込まれたビジュアルとその余韻を持ち帰りたくなる衝動に駆られるのではないでしょうか。

【週末動員数/興行収入】
・6/6 (金) 10,429人 / 13,090,620円
・6/7 (土) 14,564人 / 19,571,220円
・6/8 (日) 14,018人 / 19,182,600円
3日間トータル : 39,011人 / 51,844,440円(100screen)

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執筆者

Yasuhiro Togawa