CS映画チャンネル「チャンネルNECO」(日活(株)運営)は、『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』などヒット作を生み出してきた矢口史靖監督待望の最新作『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』(5/10全国東宝系公開)の公開記念特番を製作し、5月にオンエアします。

「映画WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜公開記念特番「 矢口監督の「俺の映画ゼミ」」と題した特番は、矢口史靖監督と、城西国際大学メディア学部の掛尾良夫教授のゼミ生とが、 「なぜ若者は映画を観ないのか?」というテーマに沿ってディスカッションするという企画。

映画監督と観客が直接話し合う場は初めてという矢口監督は、20代の若い観客である学生たちの意見に終始興味深々な様子で耳を傾けた。冒頭、掛尾教授が劇場観客動員数の推移データを解説し、掛尾ゼミで調査した「映画館で何回映画を観たか?」などのデータを見た監督は、現状に驚きつつも、「映画館で知らない人たちと一緒に観て楽しめるように自分は映画作りをしている」と自論を展開。「若者は何をしているのか」など学生たちに問いかけた。学生たちは、映画館に足を運ばない現状を「映画が遊びや娯楽ではなく、趣味になっている」「映画館にもっとエンターテインメント性が あれば」など、同世代の友人らの意見も交えて語った。

学生時代は、交通費度外視で各地の映画館に足を運んでいたという矢口監督。現在は年に数本を映画館で観る程度だというが、映画1本ごとの楽しみ方は学生の頃と比べて より深くなったという。「あの頃が片っ端から女の子をナンパしているような映画の見方だったとすると、今は映画と結婚しました。作る側になったということは映画と一生添い遂げること」など、自らの映画との関わりを淡々とした口ぶりながら情熱を込めて語った。 約1時間に渡る収録を終え、ある結論に達した矢口監督。気になる結論は番組でご確認ください!なお、本特番は、BSスカパー!(BS241ch)、J:COMテレビ(10ch)にてもオンエアされます。

タイトル:映画『WOOD JOB』公開記念特番 矢口監督の「俺の映画ゼミ」
(2014年製作・30分)
出演:矢口史靖監督、城西国際大学メディア学部 掛尾良夫教授、映画ゼミ学生
内容:矢口史靖監督が城西国際大学の映画ゼミに飛び入り参加!
新作『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』の話題や「なぜ若者は映画を観ないのか?」をテーマに学生たちとディスカッションを繰り広げる。
放送日:5/4(日)17:30〜 リピート放送(5/5・9・10・11・17・25・26)

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執筆者

Yasuhiro Togawa