2010年カンヌ映画祭「ある視点」部門で上映され、ガス・ヴァン・サント監督『エレファント』を彷彿すると評された本作。人物それぞれの視点・視座と時間軸・時系列の違いを存分に活かし、斬新かつ大胆な物語構造を実現。名優イポリット・ジラルドの娘、アナ・ジラルド主演。繊細な光と影が織りなす美しく精緻な映像は『ガーゴイル』、『侵入者』など一連のクレール・ドゥニ作品の撮影監督アニエス・ゴダールによる。ほぼ全ての場面における色彩設計も注目!音楽は米オルターナティヴ・ロックの巨星ソニック・ユースによる書き下ろし。

盟友ジム・オルークも重要楽曲の演奏で参加している。書き下ろし楽曲群に加えてソニック・ユースの代表曲の一つ、名曲『Schizophrenia(スキゾフレニア)』が唸りを上げている。

本作の日本版予告編が完成いたしました。

予告編::http://youtu.be/pjYMs_n4NHM

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa