現在開催中の第8 回ローマ国際映画祭の授賞式が、現地時間16 日19:00《日本時間:11/17AM3:00》より行なわれ、前田敦子と黒沢清監督が初めてタッグを組んだ『Seventh Code』(日本公開未定)が、全18 作品のインターナショナル・コンペティション部門のうち、【監督賞(Best DirectorAward)】と、優れた技術に贈られる【技術貢献賞(Award for Best Technical Contribution)】の2冠を獲得しました!本作は今年6 月に黒沢監督初となるロシア・ウラジオストクでの海外オールロケを敢行。前田敦子演じるひとりの女が、東京で出会った男を異国の地で追い求めていく、謎に満ちた物語が展開していく。黒沢監督が出席した公式上映では、1,000 席ほどある会場が平日の夜にも関わらず各国の観客で埋め尽くされ、上映後はエンドロールが流れている間から鳴り止まないスタンディングオベーションに包まれました。日本作品による、本映画祭での受賞は初の快挙となります。

【黒沢清監督コメント】
「ローマ国際映画祭に出品できただけでも十分満足しておりましたが、受賞の報を聞いて大変驚いています。他にも素晴らしい作品が数多くある中で、今回の作品に賞を与えてくれたことを、とても嬉しく思っています。」

【前田敦子コメント】
「黒沢監督凄い!ビックリしすぎて意味がわかりません。私は監督の指示に従っただけですが、私もすごく嬉しいです!監督賞、技術貢献賞、本当におめでとうございます!」

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51957

執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa