2008年華々しく開催された北京オリンピックのメイン会場として知られる、“鳥の巣”スタジアムの設計に中国人現代アーティストとして参加し、その他にも、現代美術家、建築家、キュレーター、文化評論家、社会評論家、そして最近ではロック歌手と、類まれなる才能にロンドンのテート・モダン、ミュンヘンのハウス・デア・クンストをはじめ、世界のキュレーターたちが魅了されている、中国一の破天荒アーティストのアイ・ウェイウェイ。

日本でも2007年に六本木の森美術館で開催された展覧会では、42万人もの観客が来場し、大きな話題となりました。それほどまでに多くの人を魅了する彼は、ツイッターで発する過激な発言によって一時は中国当局に拘束されました。そんな彼を、アメリカ人女流監督のアリソン・クレイマンが2年間に渡って北京で密着取材したドキュメンタリーが11月下旬に日本公開が決定致しました。

公開に先だち、日本公開版の予告編が完成しましたが、予告編もアリソン監督本人に確認して承諾を得たもので、人間アイ・ウェイウェイの魅力が詰まったものに仕上がっています。

予告編::http://youtu.be/Crs5_dBTFWE

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro Togawa