『ストレンジャー・ザン・パラダイス』、『コーヒー&シガレッツ』『ブロークン・フラワーズ』ほかインディーズ魂を貫き続け、独特のオフ・ビート感覚で世界を魅了する巨匠ジム・ジャームッシュ監督。本年度カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、絶賛を博した最新作は監督が 7 年間温めていた自らの集大成的となる吸血鬼のラヴ・ストーリーです。

そしてこの度、本作の邦題が『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』に決定いたしました。今年の冬、12 月に TOHO シネマズ シャンテ、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷他、全国公開となります。

出演は、『マイティ・ソー』で一躍注目を浴びた英国人俳優の新鋭トム・ヒドルストンと『ムーライズ・キングダム』、ポン・ジュノ監督『スノーピアサー』に出演と大活躍が続くティルダ・スウィントン。今回、監督は吸血鬼カップルということでイギリス人俳優のキャスティングにこだわりました。アメリカ公開よりもはやい日本の公開に先立ち、トム・ヒドルストンの吸血鬼姿の写真も初公開となります。11 月には『マイティ・ソー』続編の全米公開も決定しベネディクト・カンバーバッチに続き最も注目されているイギリス人俳優トム・ヒドルストンが、鬼才ジム・ジャームッシュと組みどのような吸血鬼を演じるのかを大いに期待されます。

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執筆者

Yasuhiro Togawa