あの『ムカデ人間』の狂気を超え、ナチスをめぐる大胆なアイデアは『アイアン・スカイ』を凌駕、さらにリアルでスリリングな戦闘アクションが全編にわたってノンストップでくり広げられるアクション&ホラー・エンタテインメント巨編、
『武器人間』を11月2日(土)にシネクイントにてレイトロードショーする運びとなりました。
 
大戦時、敗色濃厚なナチスドイツが手を染めたさらなる悪魔の所業、それは死体に機械を合成して造り上げた禁断の<武器人間>軍団の製造だった…という狂気と脅威の物語を手掛けるのは本作で長編デビューを飾り、原案、そしてクリーチャー・デザインを担当する新鋭リチャード・ラーフォースト監督。彼はオランダで活躍する超売れっ子CMディレクターであり、ジャッキー・チェンの『Who am I?/フー・アム・アイ?』(98)やポール・バーホーベン監督の『ブラックブック』(06)などで絵コンテやデザイン画を担当。ナチスのゾンビ軍団を描いた「ワースト・ケース・シナリオ」という未完に終わった作品の予告編が、Youtube等で話題となり、今や世界的に注目されている天才映像作家です。“ナチス”“フランケンシュタイン”“ソ連のプロパガンダ・フィルム”などのキーワードをベースに、大胆なイマジネーションで繰り広げられる超絶なるビジュアル・ショックをぜひご期待下さい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa