先月3日に、製作決定とともに、主人公・緋村剣心の宿敵・志々雄真実役に藤原竜也起用が発表となった2014年公開映画『るろうに剣心 京都大火編』、『るろうに剣心 伝説の最期編』。昨年8月25日に全国329館で公開、初登場第1位を獲得し、興行収入30.1億円を記録した大ヒット映画『るろうに剣心』の続編製作決定に、SNS上では「前作も面白かったので今から続編が楽しみ」「四乃森蒼紫は誰になるんだろうか」「十本刀のキャストも気になる」等、続編製作決定を喜ぶとともに、早くも<京都編>に出演するキャストを予想する声が上がり、続編決定が発表されたわずか一日だけでTwitterでの「るろうに剣心」に関する呟きは20,200件まで急上昇(コミュニケーションエクスプローラー調べ/7月4日時点 )。
そんな本作への注目が高まる中、志々雄とともに続編のストーリーの鍵を握る四乃森蒼紫(しのもりあおし)と瀬田宗次郎(せたそうじろう)のキャストが決定した。

仲間の因縁をはらす為に剣心を狙う・四乃森蒼紫役は、俳優だけでなく映画監督、アーティスト等、様々な分野で活躍中の知名度と実力を兼ね備えた個性派俳優・伊勢谷友介(37)に決定。伊勢谷は「白洲次郎」(2009年)、「龍馬伝」(2010年)で大友組に参加しており本作で3度目の参戦。さらに、剣心の宿敵・志々雄の部下で剣心に匹敵する天賦の剣才・瀬田宗次郎役は、第36回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した『桐島、部活やめるってよ』(吉田大八監督)で演じた冴えない高校生役が記憶に新しい若手実力派俳優・神木隆之介(20)に決定した。
また、柏崎念至/翁役に田中泯(68)、大久保利通役にTHE BOOMの宮沢和史(47)、伊藤博文役に小澤征悦(39)、明神弥彦役に大八木凱斗(12)、駒形由美役に高橋メアリージュン(25)、沢下条張役に三浦涼介(26)らの出演も決定した。

動乱の幕末が終わり明治という新たな時代を迎えた東京を舞台に描かれた前作に続き、原作ファンの間で最も人気の高い「京都編」をベースに、日本制圧を目論む新たな敵が待ち受ける京都が舞台となる本作。
2部作連続公開という前作を大きく上回る壮大なスケールで描かれる『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』。スケールとアクションだけでなく、長編ならではの緻密な物語設定と、主人公の心情の変化まで繊細に描写されたアクション感動巨編となっており、続編への期待がさらに高まるばかり。

早くも続編意欲度87%! 映画界の風雲児 大友啓史監督の新たなる挑戦!

映像化不可能と言われた本作を斬新なリアルアクションと見事な人間ドラマで描き大ヒットに導いた映画界の風雲児・大友啓史(47)が前作に引き続き監督する。前作は映画コアファン(年に12本以上鑑賞)、そして原作コアファンから非常に高い評価を受け、製作未発表時点にもかかわらず既に<続編意欲度87%>(*)という高い期待を得ている。男女問わず幅広い層から支持され、シリーズ累計5,700万部を超える人気コミックに流れるエンタテインメント性を、オリジナリティあふれる演出で描ききった大友監督が、続編に対するファンからの高い期待を前に、前作を超える圧倒的なスケールと斬新なアクション、さらにリアリティを追求した人間ドラマを武器に大ヒットを目指す。
製作はワーナー・ブラザース映画。すでにクランクインしており、今後、山形、長野、京都、熊本など全国を縦断する大ロケーションを行う予定。公開は2014年夏に2部作連続公開。前作を超える、興奮と感動に今から期待が高まる。

四乃森蒼紫 役
伊勢谷友介コメント 
僕は、「週刊少年ジャンプ」を読んでいた時にちょうど「るろうに剣心」の連載が始まっていたので、どんな実写になるのかなと楽しみに待っていました。今回はお話を頂いて、大友監督の作品なのでぜひと思い、出演を決めました。アクションシーンの撮影は大変だと思いますが、役者としては自分の限界に挑戦するというのは、とてもありがたいことですし役者冥利につきます。
大友監督は、役者をきちっと信用してくれて、「映画」の固定観念にとらわれずに映画作りに取り組んでいる姿勢や、社会の中でその作品がどうあるべきかを常に考えている方なので、僕自身、能力を高めるには絶好の機会だと思っています。
映画『あしたのジョー』に負けないくらい限界に挑戦したいと思っています!
四乃森蒼紫は、表面的には感情をおさえながらも内面では色々抱えているキャラクターなのでバランスを大事にして演じたいと思っています。

瀬田宗次郎 役
神木隆之介コメント  
今回、このような素晴らしい大役を演じさせて頂ける事になり、とても光栄に思っております。ずっと憧れていた役なので、
十分過ぎる程気合いが入っています。
原作ファンの方々の期待を裏切る事無く、且つ、オリジナリティのある瀬田宗次郎をお見せ出来ればと思っております。
そして、この映画に欠かせない、アクション。
精一杯、練習しておりますので、皆様、是非ご期待下さい。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa