『デスノート』以来7年ぶりのタッグが欧米のオファーに打ち勝ちリメイク権獲得!
主演には日本を代表する最強の実力派俳優2人が決定!

 2010年韓国で200万人以上を動員した大ヒットオリジナル映画『超能力者』。主演には、カン・ドンウォン、コ・スと韓国2大トップスターを起用し、世界12カ国の映画祭に出品され話題になった。
最高のキャスティングと謳われ2012年春、遂に日本でも公開となった。公開と時を同じくして、佐藤貴博プロデューサーがリメイク権の獲得に動いた。すでに、ハリウッド、ヨーロッパからリメイク権のオファーが相次いでいたが、『デスノート』のプロデューサーによる、中田秀夫監督、藤原竜也主演のプロジェクトならば、と快諾。日本の最高峰スタッフキャストによって映画化することが決定。しかも、韓国オリジナル版とは違う日本版ならではの衝撃の結末が用意されるという。「デスノート」「GANTZ」でも原作とは違う映画ならではの結末を紡いできたチームによる、新たなるラストにも期待がかかる。
 <全ての人間を操れる力を持つ男>と、<その能力が唯一通じない男>の激突を描く本作。超能力という超常現象を扱いながらも、閉塞する現実社会でもがき苦しむ人間同士の戦いは、リアルで壮絶なドラマをはらみながらも、普遍的なテーマの物語。
 殺しあう宿命を背負った2人の男に『デスノート』シリーズ、『カイジ』シリーズ、『藁の楯 わらのたて』など出演作の大ヒットが続く藤原竜也(31)と、人間ドラマ、バイオレンス、コメディ作品など幅広いジャンルの作品に出演し毎度注目を集める、日本映画界の実力派俳優・山田孝之(29)。意外にも本作で初めての競演となるが、お互い「いつか絶対一緒に芝居をしたい」と思っていたと口を揃えてコメントを寄せている。また監督には、ハリウッドデビューも果たし、現在『クロユリ団地』が大ヒット中の中田秀夫。火花散る激突にして、どちらが生き残るか分からない至極のサスペンスをスピーディーに展開していく。

<オリジナル版 「超能力者」>
『義兄弟』のカン・ドンウォンと『高地戦』のコ・スという韓国のスターが共演を果たしたSFアクション。目で人を操れる孤独な超能力者(カン・ドンウォン)と、彼を執拗に追い続ける純朴な青年(コ・ス)との宿命の対決に迫る。監督は、本作で長編デビューを果たした期待の新鋭キム・ミンソク。他人とは違う力を持ってしまったために生涯平凡な幸せとは縁遠い男の絶望と共に、コ・スの体当たりの激しいアクションに圧倒される。
 監督:キム・ミンソク、出演:カン・ドンウォン、コ・ス
 2010年/韓国映画/113分/英題:HAUNTERS/配給:ツイン

■藤原竜也 コメント
Q:初めて山田孝之さんと共演されるにあたって、これまでの山田さんの印象や共演が決定した時のお気持ちを教えてください。
A:山田さんはコメディからシリアスなもの、そしてアクションなど幅広く役を演じられているので同世代の俳優として意識はしていましたし刺激も受けてましたので今回がっつり対立する役として共演が決まり、素直に嬉しかったです。

Q:オファーをもらった時の感想。
A:デスノートでお世話になったプロデューサーの佐藤さんには、またお仕事させてください!とずっとお願いしていたのでそれが叶って嬉しかったですし、韓国映画のリメイクと聞いて驚きと共に興奮したのを覚えています。それに加えて監督もインシテミルでご一緒した中田監督なので再び演出を受けることが楽しみです。

Q:今回演じる、「男」は「超能力」を持つ故、周りとは関わらないように「孤独」を抱えて生きていく役ですが、撮影に挑むにあたり参考にされているものや、準備されている事など教えてください。
A:韓国のオリジナル版はDVDで拝見しましたし、今回役の設定上義手と義足を使うのでそれを事前に型取りしたりしました。あとは現場に入ってみて少しずつ「孤独」を感じていければと思います。

Q:撮影に入るにあたっての意気込みをお聞かせください。
A:監督の演出をしっかり体現し真摯に役と向き合っていきたいですし、キャストスタッフ一丸となって暑い夏ケガなどないよう集中して撮影を乗り切りたいです。

Q:藤原さん自身「超能力」(テレパシー、予知、透視など)や、人が生まれながらに持つ「不思議な力」の存在を信じますか?
A:信じます。(未確認飛行物体を信じているので!)

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51629

執筆者

Yasuhiro Togawa