6/21(金)より有楽町朝日ホール他で開催されましたフランス映画祭2013におきまして、ギャガ配給作品『タイピスト!』(8/17より全国順次ロードショー)が正式出品作品として上映されました。

そしてこの度、本作が、数ある出品作の中から、観客が<最も面白い>と評価した作品に贈られる最高賞である観客賞を見事受賞いたしました!!
本賞は昨年、ミニシアター系最大のメガヒットとなった『最強のふたり』や、大ヒット作「オーケストラ!」などが受賞しております。

『タイピスト!』上映中、満席の会場は終始笑いや歓声に包まれ、上映終了後に行われた来日舞台挨拶に登場したレジス・ロワンサル監督とヒロイン:デボラ・フランソワに向け、盛大な拍手喝采が贈られ、大いに盛り上がった上映となりました!

本作『タイピスト!』は、フランスでは2012年に公開され、新人監督作品ながら初登場2位のヒットを記録。ほかドイツ、シンガポールなどでもヒットを記録し、約30カ国で公開されることがすでに決定。
また、アカデミー賞受賞作品『アーティスト』の全米配給で知られるワインスタイン・カンパニーは、次にヒットするフランス映画として『タイピスト!』の全米配給権を獲得、公開するなど、各国で注目を浴び続けております。

本作は実際に50年代ごろ、フランスのほかヨーロッパ全域で実際に大ブームになっていた、タイプライター早打ち選手権を舞台に、ヒロインとコーチが優勝を目指して奮闘する、痛快なサスセスエンタメ作品となっており、既に海外メディアでは、「アーティストを超える面白さ!」(indiewire誌)、「現代のオードリー・ヘップバーン登場!」(LE POINT誌)など、絶賛評が続々。来日したレジス・ロワンサル監督は、「ヴィンテージな面白さもありながら、“ロッキー”の様なスポコン映画にしたいと考えてつくった」と語っており、今回の映画祭で、その戦略が大いに日本の観客を魅了し、見事受賞という結果となりました!

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執筆者

Yasuhiro Togawa