新しいインド映画『スタンリーのお弁当箱』の公開初日が決定いたしました。本作は、6月29日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国公開となります。

■『きっと、うまくいく』に続く“笑って泣けるインド映画”!■
 公開中の映画『きっと、うまくいく』は、これまでのエンターテイメント性の強いインド映画のイメージを覆し、20代〜80代という幅広い客層に支持され、大ヒット!「こんなインド映画があったなんて」と映画大国インドの奥深さに注目を集める。そのような中、インド映画の中でも珍しい子供たちが主役の“泣けるインド映画”が登場。マスコミ試写会でも涙する人続出の作品である。「彼らの実際の生活風景が見れて、純粋な彼らの気持ちが微笑ましい」、「主人公の抱える背景は厳しいものの、最後は心温まりホッとする」、「息子を持つ母としてはもう感動モノです!子供たちの表情が生き生きとしていてすごく良かったです。」と絶賛する感想が多数寄せられる。
 さらに公開前にも関わらず、劇場鑑賞券が既に434枚も売れていることから、注目度が高いことがわかる。楽しいだけじゃない、インドのリアルなヒューマンドラマに心がほっこり温まること間違いなし。

 
■尾木ママも泣いた!■
 教育評論家として活躍する“尾木ママ”こと尾木直樹さんが大絶賛!子どもたちへの愛情がたっぷり詰まったコメントが到着。「心が躍動し輝く。信じられないほど純粋な子ども群像。逆境のドン底に生活するスタンリー。そんな彼をくるむように守り、お弁当を分け与える級友の愛。ロージー先生の優しいまなざしは、素朴な子どもたちを励まし、可能性を伸ばす。子どもの純粋な美しさとたくましさ、先生のさりげない愛。教育とは何か、その本質を鮮明に教えてくれる。」
 
■インド人もビックリな新しい才能の出現!■
 低予算で脚本なし、スター不在、子供とお弁当が主役の物語。アモール・グプテ監督がたった5人のスタッフと始めた小さな小さな映画製作です。1年半もの間、毎週土曜日に素人の子供たちを学校に集め、脚本の変わりに本物の教科書を与え、子供たちとワークショップをする中で撮影。なんと、子供たちは最後まで映画撮影だと知らなかったという。かつてのイランのアッバス・キアロスタミ監督「友だちのうちはどこ?(1987)の半ドキュメンタリー・半フィクションの手法に似た語りで、芝居では出せない子供たちの自然な眼差しをすくい取った。さらに、スタンリー役の主演パルソーくんは、インド国内最大の映画祭「ナショナル・フィルムアワード」で最優秀子役賞を受賞。実の父であるグプテ監督との来日に注目が集まる。

※アモール・グプテ監督と主演パルソーくん、来日決定!

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執筆者

Yasuhiro Togawa