2012年に公開され、全米で歴代オープニング記録を塗り替えるなど、映画を超える社会現象を巻き起こし、日本でも大ヒットを記録した「アベンジャーズ」から1年。マーベル・スタジオが贈る待望の最新作——アベンジャーズのメンバーの中でも最も高い人気を誇る、億万長者にして天才発明家トニー・スターク=アイアンマンの《最後の戦い》を描いたアクション超大作、「アイアンマン3」の幕が開く。
 
トニー・スターク(ロバート・ダウニー Jr.)の恋人、グウィネス・パルトロウ演じるペッパー・ポッツのキャラ画像がついに解禁!この度解禁されたキャラクター画像では、ペッパーが大きなダメージを受けたアイアンマンのマスクを愛おしむようにして抱きかかえており、ペッパー・ポッツとトニー・スタークの深いドラマを感じさせるビジュアルになっている。本作では、アイアンマン最強の敵“マンダリン”が登場し、スタークと共にペッパーまでもが危機的状況に追い込まれてしまう。傷ついたマスクと俯くペッパー、このビジュアルが何を意図しているのか気になるところだ。

 ペッパー・ポッツは、トニーが絶大な信頼を置く人物。『アイアンマン』シリーズ1作目から登場しているキャラクターで、秘書という立場でいながらも公私に渡りトニー・スタークを支える存在だった。ペッパーは恋人であると同時にトニーに会社の経営を任され、それに続く『アベンジャーズ』では、2人の関係はより親密な進展を見せていった。
  2人の関係について、グウィネス・パルトロウは次のように「トニーとペッパーの関係はとても進展しているわ、彼女はマリブにある彼の家に引っ越して一緒に住んでいるし、2人の間には前よりもずっと快適な雰囲気があるから、『アイアンマン』1作目・2作目のような、ためらいがちな関係ではなくなっているわね。数本の映画を通して人間関係が進化して行き、また2人の関係が新しい段階に入ったということは本当に素敵だと思う。」。またロバート・ダウニー Jr.も「トニー・スタークは1人の女性と長い関係を保ち続けていて、その関係が壊れることがない唯一のヒーローなんだ。二人はより現実の男女関係に近いものだし、今回は当たり前の男女関係をあえてきちんと提示している。それに彼女はかなりすごい経験をすることになるよ。それは私がこの映画で最もワクワクしているところの1つでもあるんだ」と2人の関係がシリーズの見所であると語っている。

 一方、製作のケヴィン・ファイギは「トニーとペッパーの関係がシリーズを通して継続して行き、この『アイアンマン3』でとても印象的に頂点に達するようにすることが大切でした」と明かし、トニー・スタークの“最後”の戦いが、二人の関係に大きな変化をもたらすことを匂わせている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa