“サスペンスの神”とうたわれた男アルフレッド・ヒッチコックと、彼を支えた妻アルマ・レヴィルとの知られざる物語を描いた『ヒッチコック』(原題:HITCHCOCK)を4月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ 他にて全国公開いたします。ヒッチコックと、彼を支え続けた優れた映画編集者にして、脚本家であり、生涯ただ一人の妻アルマ。映画『ヒッチコック』は『サイコ』の製作から成功に至るまでの道のり、そして二人の天才の知られざる物語を描いた感動作です。
 
 映画の公開を目前に控え、この度、映画『ヒッチコック』のTVCM映像をWEBで解禁いたします。このTVCMで、ヒッチコックの吹き替えでおなじみ、熊倉一雄さん(俳優・演出家)と奇跡のコラボレーションが実現しています!
 熊倉さんは、日本では1952年から放送された大人気テレビ番組「ヒッチコック劇場」で、ストーリーテラーとして登場するアルフレッド・ヒッチコックの吹き替えを担当した、ヒッチコキアンでなくてもおなじみの存在。熊倉さんはヒッチコックの吹き替えの他にも、「名探偵ポアロ」(ポアロの声)、「ひょっこりひょうたん島」(海賊トラヒゲの声)や、「ゲゲゲの鬼太郎主題歌」も担当しており、そのユーモアにあふれる独特でチャーミングな声を耳にした人は多いはず。
 本TVCM(15秒)では、本作主演アンソニー・ホプキンス扮するヒッチコックが登場するとともに、熊倉さんの「こんばんは」という第一声から始まります。冒頭のBGMは「ヒッチコック劇場」のテーマ曲でもある「マリオネットの葬送行進曲」で、まさに「ヒッチコック劇場」に捧げるオマージュともいえる演出。その後、映画の見どころをダイジェストで紹介した後、再び熊倉さんの「では劇場で」の声で締めくくられ、まさにヒッチコック本人が視聴者に語りかけるかのような奇跡のTVCMに仕上がっています!また、映画『ヒッチコック』は日本語吹き替え版の上映はなく、熊倉さんによる吹き替えはこのTVCMでしか観ることができない貴重な映像になっています。
 本TVCM は、3月29日(金)から4月6日(土)まで放映いたします。また、3月29日(金)12時(正午)より公式サイトでも公開いたします。

<映画『ヒッチコック』によせられた、熊倉一雄さんのコメント>

■熊倉一雄さん(俳優、演出家)
ミステリーの神様も人間だった。それにしてもヒッチ氏の飲むこと食べること!あれじゃ太るわな。

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執筆者

Yasuhiro Togawa